太郎平−黒部五郎岳−鏡平(長野、富山)

同行者 H.
1981.07.22〜07.26

07.22 

大阪駅 23.20(立山5号)

07.23 

有峰口 6.34(バス)8.10 折立 8.40−10.00 三角点−10.10 休憩 10.30−12.25 太郎平小屋

07.24 

朝食 5.00  出発 5.45−6.40 北俣肩 7.10−7.35 北俣岳−8.55 黒部五郎西ピーク 9.30−10.40 黒部五郎岳 12.05−五郎の肩 12.45−14.05 黒部五郎小屋

07.25 

朝食 5.00  出発 5.50−7.05 三俣山荘分岐−7.35 三俣蓮華岳 8.30−9.30 双六岳 10.05−10.45 双六小屋 11.50−12.50 弓折岳 14.20−15.05 鏡平

07.26 

朝食 4.45  出発 5.20−7.05 車道−7.20 わさび平−8.15 新穂高バス停 8.30(バス)10.20 高山 11.50〜16.?? 新大阪


7月23日(木)晴 map
折立からの登りはいつもと同じく樹林帯を抜けると三角点で後は楽なダラダラ登り。小屋に荷物を置いた後、H君にひっぱられて薬師方面へ向かう。
最初から頂上まで行く気は毛頭ないのに「あと少し、あと少し」ときりがないので薬師平上の雪渓の有るところでH君と別れ、小屋へ戻る。
5時過ぎにH君が頂上から引き返して来るが疲れのせいか、夕食もほとんど食べずに寝込んでしまう。こちらも7時前に寝込んでしまって、きれいだったという夕焼けも全然知らない。
 
7月24日(金)晴後曇 map  map
雪渓が今年は予想外に多い。太郎山を登りきったあたりで右手前方に白山がぽっかり浮かんでいる。空は快晴で薬師、赤牛、水晶、鷲羽等がはっきりと見え、道はのんびりムードで気持ちがいい。最後、五郎の登りが少しきつい。頂上で食事を終わってしばらくするうちに西側よりガスが湧き上がり、一瞬のうちに視界をかくしてしまう。
たまに少し晴れることもあるがすぐまた視界が隠されるし寒くなるので下ることにする。カール内の雪渓を下りきってからが意外に遠い。雪が多いために花が少ない。
小屋は自家発電もなく、ランプのみ。夕食後は昨日一緒になった東京の男性二人とだべって過ごす。
 
7月25日(土)晴後曇  map
最初から樹林帯の急登で少しあえぐが、いつの間にかハイ松と雪渓の尾根に出て緩やかな登りになる。三俣蓮華の頂上に出ると目の前に槍穂がそびえる大観だ。
双六へ向かう尾根筋は本当に人の少ないエアポケット。雷鳥の親子が登山道で砂遊びをしていて近づいてもなかなか動こうとしないので、こちらがそおっと遠回りをして通りすぎる。双六から小屋までの下りが距離は短いが非常に急だ。
小屋の前で昼食の用意をしていると、太郎から一緒の東京のお兄さんがのんびりやってくる。ここから鏡平への分岐点まで一緒に歩く。今日中に新穂高まで下るというこのお兄さんと別れて弓折岳の頂上で昼寝。風の当たらない草むらにねころんでいると気持ちがいい。しかし今日はガスの湧くのが早く、槍穂が全く見えない。雲がどんどん厚くなるので予定よりまだ少し早いが鏡平へ向かう。
鏡平の小屋は予想以上の大混雑で、半間もない狭い布団に二人づつ。どこの山小屋でもそうだが、本に書いてあるのと逆に、早く着いた者ほど奥につめこまれせま苦しい思いをする。ここでも下段は空いているのに上段にやられ、寝ている人をまたいで梯子の登り下りをさせられる。
ところで今回の山行は歩く時間が少ないためかバテることは全然なくメシがうまい。いったん横を向いて寝ると、寝返りがうてない。
 
7月26日(日)晴 map  map
いつも山を下るときは、下界に戻るのがいやでしようがないのだが、今回は夕べの混雑にまいったのか、下界に未練があるのかとにかく下るのがいやではない。
新穂高に着くのが早すぎて、まだ無料の公衆浴場はやっていない。
Click the image to enlarge
 
薬師岳
太郎小屋から見る薬師岳
 
太郎山の登り
太郎山の登り(バックは薬師岳)
 
黒部五郎岳の頂上
黒部五郎岳の頂上にて
 
黒部五郎小屋
黒部五郎小屋

年代順  ホームへ  

inserted by FC2 system