【関西百名山】大台ケ原・大杉谷(奈良、三重)

同行者 Y., Y., K., S., T., A.
1984.10.05〜10.07

10.05 

阿倍野橋 8.00(電車、バス)12.00 大台 大台原周遊 13.00〜16.40 夕食 17.00 風呂 18.00 就寝 22.00

10.06 

朝食 8.00  出発 9.00−日出ケ岳 10.00−11.30 堂倉小屋(昼食)12.45−堂倉滝 13.50−16.45 桃ノ木小屋  就寝 21.00

10.07 

朝食 6.00  出発 6.45−11.40 船着場(昼食)(船)大杉 13.10


10月5 日(金)晴後曇
寒冷前線の通過で生暖かった天気が急に寒くなる。下界は晴上がったのに山上は曇天で風もきつく寒い。ホテルのような宿の部屋の中で女性陣手製の弁当を食べてから散歩に出る。Tシャツにカッター、チョッキで少し寒いがヤッケを着るほどでもない。
日出ケ岳は明日行くので省略。正木原に寄り道をし、枯れ木によじ登ったりして遊んだ後、牛石原から大蛇グラへ向かう。大蛇グラの大岩の上に出ると風が非常にきつく、しっかり立っていないと吹き飛ばされそう。結局Tさんは最後まで岩の先のほうへ来られず。シャクナゲの多い坂を下りきるとシオカラ谷の吊橋。まだ時間が早いのでこの河原に下りて笹船遊び。
夜、Y君が元気なく、7時前から寝てしまう。残りの6人で消灯時間までトランプの「大富豪」で過ごす。

10月6 日(土)晴
山荘の人の「7時間もあればゆっくり行けますよ」と言う言葉を信用して朝はゆっくり出発。出発客の中ではほとんど最後に近い。日出ケ岳までは立派な道で喘ぎのない登りが最後に少しあるだけ。頂上から、富士山は見えないものの、大峰の山々、伊勢、紀東の海がよく見える。
ここからしばらくは木の根っ子が茂るいやな下り道。堂倉小屋までは僕を先頭にT、Sの第一集団とY、A、K、Yの第二集団にわかれて歩く。小屋下の林道で弁当を広げ大休止。
ここから後は下るにつれて水音が大きくなり、やがて谷に出るとすぐに大きな堂倉の滝がある。この後は谷沿いに与八郎滝、光滝、七ツ釜滝と続く。吊橋や絶壁の上から淵を覗き込んではイワナの魚影を捜す。本当にイワナかどうかは知らないが30cm程度の大物は時々姿が見える。小屋近くになってAさんが足を痛めペースダウン。予定より1時間以上遅れて5時前に小屋着だが予約してあるというのは強い。
うなぎの寝床ながら我々のグループだけの個室。1人たたみ1枚分は充分にある。ここでも消灯まで「大富豪」でキャアキャア。いくら戸は閉めてあっても早くから寝ている客にはうるさかったことだろう。

10月7 日(日)晴
今日は目の覚めるような快晴。昨日と同じような絶壁沿いの道を歩く。途中の休憩所で小休止後、出発しようとすると頭上後方に扇を広げたような千寿の滝。水量があまりなく迫力はないがとても奇麗だ。
下流の河原に出てからもまだ船着場は遠い。発電所からは1人で歩くと退屈な自動車道だがY君の「白鷺の恩返し」だとか「兎と亀のその後」のしようもない話を聞いて大笑いしながら歩いているうちに船着き場に到着する。この公園のようなところで弁当の後、またトランプを広げだすと臨時の船がつく。
船の上は風で寒いが、次いで松坂までのバスは日が照って暑い。電車は特急が満員で切符なし。各停を乗り次いで榊原温泉まで、その後の急行でうまく座れる。難波到着後、重い足を引きずってケニアの王様へ。

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