八ヶ岳(硫黄岳〜赤岳〜真教尾根)(長野)

同行者 G.(息子)
1986.07.25〜07.27

07.25

 大阪駅発 22.20(急行ちくま)

07.26

  6.14 茅野(バス)6.45 美濃戸口 7.10−8.00 美濃戸 8.10−10.20 赤岳鉱泉10.55−11.45 尾根下で休憩 12.05−12.30 赤岩の頭(昼食)13.10 −13.30 硫黄岳−14.00 硫黄岳石室 14.20−16.45 赤岳石室

07.27

  出発 5.37−6.05 赤岳 6.20−分岐点 7.00−9.15 扇山 9.25−9.35牛首山 9.50−11.45 美しの森


7月26日(土)晴後雨 map
夜行の急行はガラ空きだったが、塩尻からは待合わせ時間が長く、電車も満員。茅野からはバスもなく、アプローチは良くない。タクシーで美濃戸口へ向かい、そこから車道を歩き始める。
美濃戸でお茶と野沢菜漬けの無料サービスを受け、ここから本当の山道にはいる。大した登りでもないダラダラした山道で、鉱泉までがとても長く感じる。このあたりから横岳付近の岩峰が見える。
硫黄岳山頂からはオーレン小屋がとても近く感じられる。火口壁が凄惨で迫力ある。
ここから主稜線伝いに硫黄岳石室まではすぐだのに、疲れているので休憩ばかり。
コマクサの多い縦走路のうちはまだ良かったがそのうちに雨が本降りとなり、しかも非常に険しい鎖場の連続となる。しかもここでGが腹痛を起こし、とても苦しそう。帰ってからの話では、「ここで死ぬかと思った」という。Gにとって初めての山行にしては厳し過ぎる条件になった。
ガスの中に赤岳岩室が見えて本当にホットしたが、小屋に着いてもGの腹痛はなかなかおさまらず、夕食も時間限度一杯遅らせおかずもほとんど無くなってしまった時にやっとありつく。
 
7月27日(日)曇 map
いくらも歩かぬうちに赤岳の頂上へ出る。北岳方面が良く見えるが案内盤がなく、どれが北岳かは確認できず。
寒くて長くはいられず下山。険しい稜線を下っているうち分岐点に気づかず直進してしまい、途中で気付き引き返すが戻りは登りで疲労が大きい。
分岐点から扇山、牛首山を経て、美しの森までのコースがとても長い。3時間程度の予定が約5時間。今日は特にGの調子が悪いわけでもなさそうだのに、地図の行程とこんなに違うとは少し異常だ。
美しの森からバスで清里の駅に出ると、ここはもうファッションの街。汚い登山姿ではとても歩き回れない。Gも恥ずかしがって駅から出るのはいやだという。みやげ物もなし。昼食は駅のソバのみ。

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