大和葛城山・金剛山(奈良、大阪)

(ダイアモンド・トレール)

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1997年4月3日
同行者 R.N., T.M.

4月3日(日)

太子町スポーツ公園7:32−竹之内峠8:20−岩橋山−持尾辻−(この間昼食)−11:56大和葛城山12:10−水越峠−14:32金剛山14:43−16:28行者杉16:43−18:46南海天見駅


4月13日(日)
大阪府チャレンジ登山大会に、去年に引き続いて参加。去年は5名で7寺55分出発、葛城山で4名が合流して金剛山に着いたのは15時44分で時間切れ。先に進めなかった。今回は出発を20分あまり早めた。本当はもっと早くしたいのだが、残念ながら我が家から出発地点の太子町にはこれ以上早く行けない。
受付を済ませて出発後すぐ登りにかかるが、二上山の頂上は通らずそのまま竹之内峠に下る。この間では山岳マラソン参加者が短パン、ランニングシャツ姿で走って追い抜いて行く。峠でふかし饅頭を売っており去年はこれを食ったが、腹が重たくなるので今年は買わずに通過。
ここからゆるい登りが始まり、徐々にきつくなる。岩橋山の登りあたりからM嬢の調子が少しおかしくなる。去年は金剛山まで行ってもまだ元気だったのに、今日は体調が悪そうだ。
葛城山頂上の少し手前で休憩を兼ねて昼食。山頂付近は一面の草原で気持ちのいいところだ。昨年は頂上で1時間以上休憩を取ったが、今回は15分のみ休憩。ロープウェイで下るM嬢とここで別れる。水越峠の向こうに聳える金剛山をこれから峠まで下って、また登らねばならないかと思うと少しうんざりする。
水越峠までの下りはいつ歩いても本当に急な道だが、5月の連休過ぎにはこのあたりはツツジが満開でとても見事になるところだ。
水越峠から次の難関、金剛山への登りにかかる。はじめのうちは、工事用の車が通るのか緩くて幅の広いでこぼこ道を歩く。1時間半ほど登ると頂上に近づき、道が平坦になり人声が聞こえて来る。受付は頂上よりかなり東の、ロープウェイに近いところ。去年は頂上受付が15時44分で、締め切り時間をかなりオーバーしていたが、今回は14時32分で約30分の余裕をもって到着。
長年はき慣れた登山靴だが、最近は昔のように厚い靴下をはかないため、少し大き過ぎて靴の中で足が動き、つま先が当たって痛い。
下からいつも見ている山の感じでは、これから先はだらだらした下りが続き楽な道だろうと思っていたが、疲れも加わってなかなか楽ではない。行者杉までの1時間半あまりがとても永く感じられる。
行者杉で10分程度休んで行こうと思っていたのが、いったん座り込んだらなかなか立ち上がる気になれない。元気よく出発するグループをいくつも見送ってから、いやいやながら我々も立ち上がる。
しばらくは比較的緩い下りが続くが、途中から天見駅へ向かって非常に急な下りになる。尾根筋をまっすぐ紀見峠まで行けないのが残念だ。国体に向けて大阪府がこの道を整備したと言うことだが、理由が分からない。歩きたい道は当然紀見峠に至る道である。
それはともかく、この尾根から天見方面に下る杉林の道が本当に急で長い。下の方に自動車道が木立隠れに見えてくるとほっとするが、これが間違いだった。
アスファルト道路になるとすぐ駅があるのだろうと思うが、これがなかなかない。この硬いまっすぐな道になると、それまではあまり意識しなかったのに足の裏がとても痛い。多分マメでも出来ているのだろう。
右手のほうに低い尾根が見えるので、この尾根を巻いたところに駅が見えて来るのだろうというのを何度か繰り返し、痛い痛い足を引きずっているうちにやっと「駅まで何分」と書いた案内板が見えて来る。
駅にたどり着いたのは18時46分。締め切り時刻が19時なので、本当にぎりぎりの「上級」達成。
同行のN君は何も言わずにペースを合わせてくれたが、行者杉から急にペースが落ちたような気がする。行者杉を過ぎたあたりで、いくつかのグループに追い抜かれたが、そのグループについて歩くことができなかった。もう少し持久力が必要だし、足と靴を合わせる必要がある。

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