【関西百名山】岩橋山−二上山(奈良、大阪)

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2000.06.11

06.11 

磐城駅(近鉄)8:40−伏峠分岐9:35−9:40山道に入る−9:50休憩9:55−10:10岩橋峠−岩橋山10:20−平石峠11:00−竹内峠11:50−12:00古池広場(昼食)12:25−12:50二上山雌岳頂上12:55−岩屋峠13:05−13:40当麻寺13:55−14:10当麻寺駅


6月11日(日)雨後曇
近鉄磐城駅からはしばらく竹内街道を西に進むが、このあたりは車が多く行き交う広い道ではなく、ほどほどの広さで石畳舗装。その後近畿自然歩道を南進する。舗装した道だがずっと登りが続き、傘をさして歩いていることもあって疲れる。浄水場からは人家も途絶え、間もなく伏峠分岐。
すぐに山道になり、入り口あたりは生い茂る草で道が隠れそう。檜林の中、谷沿いの登り道が続き、休みたいが座れるような場所も、雨宿りできるような場所もない。歩きだして1時間になるので、適当な場所で立ったまま休憩。まだ沢の音が大きく聞こえるので、尾根筋は遠い感じだ。しかしここからは意外に早く岩橋峠に着く。
この峠から岩橋山まではずっと丸太の階段が続き、2度ほど立ち止まって休み休み登る。この階段は350段程あるらしい。
頂上も雨でほとんど休憩もできず。頂上の標識の写真撮りと水飲みだけですぐに下ることにする。ウグイスは雨でも関係なく相変わらずよく鳴いているが、ホトトギスの特徴ある鳴声も聞こえる。
下りも傘をさしたままで歩くが、とても滑りやすい。注意して歩いていたが、左足がスーッと前に滑ったかと思うとスッテンと尻餅をつく。幸い下は雨着を履いていたのでスボンは汚れず。リュックと腕が泥だらけになったが上着は無事。
尾根筋も檜林か杉林が多い。平石峠からはまた登りでうんざりだが、下りになると間もなく舗装した道になり、そのうちに釣り池も見えてくる。この辺りになるとダイアモンドトレールで逆向きに歩いたことを覚えている。
竹内街道を横断して二上山麓になると、万葉の森。ここはよく整備されている。古池広場には適当な石があちこち置いてあり、雨もほとんど止みそうな感じなのでビニール袋を敷いて握り飯を食べる。今日はこんな天気なのによくのどが渇く。いつも通り500ccのお茶だけだが不足気味。
ここからの登りは傘もいらなくなる。岩屋の遺跡を途中で見て二上山雌岳に登る。この辺り、ホトトギスの鳴声しきり。
雌岳頂上は大きな大理石の日時計があり、やや整備されすぎの感じもする。
肝腎の雄岳のほうはガスに隠れてごくうっすらと下のほうが見えるだけ。今日は雄岳をあきらめて岩屋峠に戻り、当麻寺のほうに下る。
この下りも沢筋で針葉樹の中。こんな天気でも時々下から登ってくる人がいる。雨が止むのを待ちかねて出掛けてきたのかもしれない。
いいかげん疲れた頃に祐泉寺。さらに下りていくと古墳もあり、やはり大和だなという感じ。
當麻寺の中に入ったのは始めてだが、思いの他に大きく立派だ。国宝の本堂や塔がある。塔は西と東と両方あるらしいが、本堂の前から見えるのは一つだけで、これはどちらの塔か分からない。
當麻寺から駅まではほぼまっすぐな道で、この道筋には立派な家が多く、玄関に大きな注連縄のようなものを飾ってあるところが多い。約15分歩いて駅に着く。
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岩橋山山頂
ダイアモンドトレールの標示がある岩橋山山頂
 
岩屋峠にある遺跡
岩屋峠にある遺跡
 
二上山・雌岳
巨大な石の日時計がある二上山・雌岳

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