那岐山(岡山)

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同行 Y.I
2000.07.09

07.09 

蛇淵ノ滝駐車場7:40 出発−(Bコース)8.35 杉林抜けた辺りで休憩 8:40−八合目 9:00−9:30 頂上 9:40−9.50 1240m三角点 10:20−(Cコース)11:15 駐車場


7月9日(日)晴たり曇ったり
梅雨はどこへ行ってしまったのか夕立以外は一週間以上雨が降っていない。今日は関東を通り過ぎた台風の影響か少し涼しい。
蛇淵ノ滝駐車場の所は那岐山に登る案内板が立っていないので、このまま林道を進むべきか、蛇淵ノ滝遊歩道を行くべきか迷う。1本ん標識が欲しいところで不親切だ。林道を進むとすぐに「那岐山登山口B・Cコース」の標識があり、右手に入る。さらにすぐBコースとCコースの分岐点があり、右手のBコースに入る。
蛇淵ノ滝上流に当たる沢沿いの道を進む。水に手をつけると冷たくて気持ちがいい。知らぬ間に沢は離れるが、ずっと杉林の中を登っていく。歩き始めて約1時間、やっと杉林を抜けたと思い立ち止まって少し休憩するが、今度はヒノキ林の中の登りが続く。
八合目を過ぎて少し行くとやっと植林帯が終わり、下界の方は日が照っているが、頭の上から北の方は一面に雲。やがて丈の低い潅木と笹原が広がってくるが、頂上の方は少し霧でかすんで見える。さらに上がると気持ちよさそうな一面の笹原。
西のほうに見えるピークが頂上だと思って歩いていたらひょっこりと那岐山の頂上に出る。天気さえよければ後山、大山、瀬戸内海から日本海まで見えるらしいが、今日は雲がかかって、残念ながら他の山は何も見えない。尾根伝いの三角点も時々ガスが流れてきて見えなくなる。長くここにいても仕方ないので、三角点に向かう。
頂上のすぐ下に立派な避難小屋が建っており、中を覗くと毛布まで用意してある。尾根筋には笹の葉に白い花がついたようなユリ(ササユリか?)と赤いアザミ、少し時期が遅すぎた赤橙のドウダンツツジが笹原をバックに咲いている。
1240mの三角点のあるピークのほうが頂上は広く、笹原が広がっている。鳥取県側に休憩小屋があり、ここでTシャツを着替え、時間は早いが昼食用のおにぎりとパンを食べてゆっくり休憩。笹原ばかりで樹林もないのに相変わらずウグイスの鳴声がしきりに聞こえる。
下りはCコースを下る。Bコースに比べてこの道のほうが幅は広いが斜度は急な感じだ。この急な道を登ってくる人が意外に多い。笹原はすぐに終わってナラの樹林帯になる。どんどん下っていくと大神岩があり、この岩に登ると眼下に広がるのは日本原だ。
この辺りからまた杉やヒノキの植林帯になり、小鳥の声も聞こえなくなる。いつのまにか林道が見えてきて、これを横切りさらに少し下ると今朝通ったBコースとCコースの分岐点に出る。駐車場はすぐそこだ。荷物を車に放り込んで蛇淵ノ滝を見に下りる。音は大きいが滝そのものはそれほどでもない。
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頂上
那岐山頂上
 
西ピークから頂上を見る
西ピークから頂上を見る
 
那岐山
麓から見る那岐山

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