11.26 | 金剛登山口8:45−9:45山上社務所−葛城神社10:00−10:40カヤンボ休憩所(昼食)11:10−11:40水越峠−12:45葛城山頂上−13:25葛城山下り口−14:05行者の滝−14:25ロープウェー登山口駅 |
11月26日(日)晴 | ||
今年の第1回から参加している金剛生駒レインボーアタック2000の最終回。 以前は何度も通った金剛山に久しぶりに登る。今回は千早城祉の石段ではなく、その手前のしいたけセンターのところから登る。 今回もあまりよくない天気予報で傘まで用意してきたが、快晴に近い好天。 ちょうど紅葉の季節だが、この山は大半が針葉樹で覆われているため派手な紅葉は見られない。わずかに頂上付近だけブナ林になっているのでブナの紅葉が見られる 登山道は、昔は滑りやすい坂道が多かったが、今はすっかり整備されて基本的には下から頂上までほとんど全て階段のぼりだ。途中に茶屋があって休憩するとすればここぐらいのもので、他にはあまり休憩に適したような場所もない。 約1時間で山上の転法輪寺に到着。 少し休憩した後、最高点といわれる葛城神社を経て水越峠に向かう。 水越峠に向かう途中で、わずかに樹の間越しに葛城山がきれいに見えるところがあるが、写真にするとやはり樹が邪魔になってはっきりとは撮れないだろう。 どんどん下っていくとやがて沢の音が聞こえるようになり、休憩所が建っている。時間はやや早いが、本日の昼食ポイント。休憩所の付近は薄暗いので、沢を渡った対岸の明るい草地に腰を下ろし昼食にする。 歩いている最中はとても暑く上着の袖も捲り上げているが、やはり11月下旬で汗が冷えると寒くなってくる。食べることが終わるとじっとしていても寒いのでまた歩き始める。 ここから水越峠までは谷沿いの林道で、道幅が広くゆるやかになる。一部セメントで舗装したところがあるが、こういうところは歩きにくい。 谷沿いは紅葉がわりにきれいだ。日が当たればもっと色が映えるだろうに、山の陰になっているのであまり明るい色ではない。 正面に葛城山の頂上辺りが見え始めると、まもなく水越峠に出る。この峠付近はすごい車で、大阪側も奈良側も見えなくなるまでずっと駐車が続いている。金剛か葛城に遊びに来ているのだろう。 水越峠−葛城間はとても急な道だ。石畳になっているところは足が滑りなかなか登れないし、階段になっているところは一つの段の高さが30cm以上あって、続けて歩いていると疲れで足が動かなくなる。 峠から1時間程度歩くと、春は素晴らしいツツジの原に出る。今は冬枯れで赤茶けた立ち木ばかり。もうここは頂上の一部のようなもの、すぐに最終ゴール地点がある。 金剛山とは対象的によく開けた頂上の草原でのんびりする。 帰りはロープウェーにでも乗ろうかと思い、ゆっくり駅に向かう。ここの遊歩道から見る山は全体に紅葉していて季節感がよく出ている。ロープウェー駅の手前に歩いて下る道があり、結局下りも歩くことにする。 最初からその予定なら、頂上でこんなにゆっくりせず、もう少し早めに出発するのだったが。こちらは山の東側になるので、日陰で杉が茂った道などはまだ2時頃だというのに夕暮れのような暗さだ。 登りのときは休憩する行者の滝なども立ち止まらずに下るが、この道も一部に石畳があり、これが濡れているととても滑りやすい。 前回の登りでは寄らなかったくじらの滝に立ち寄るが、ここも暗い。この滝からロープウェー下の駅まではほんのすぐ。ロープウェー駅から御所まではバスに乗る。 |
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