斜里岳(北海道)

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2001.09.02

09.02 

清岳荘横駐車場6:40−羽衣の滝7:34−万丈の滝8:27−竜神の滝8:48−上二股9:24−馬の背10:00−10:22頂上(昼食)10:40−上二股11:35−熊見峠12:30−下二股13:27−14:12駐車場


9月2日(雨後曇)
相変わらず雨が降っている。登山口に車をおき、またまた雨に対する完全装備で出掛ける。
小屋の近くが土の道以外はずっと沢歩き。岩場のへつりなど、結構ハードなところがいくつもあるが、昨日の羅臼岳とは違い女性も大勢登っている。
最初のうちは比較的なだらかな沢登りだが、新道合流点を過ぎると滝の連続。滝登りこそしないが、滝と並行して同じような一枚岩を細い鎖を頼りに登る。岩が雨で濡れているため、非常に滑りやすい。
なるべく靴を濡らさずに沢を飛び石伝いに渡るのも、慣れていないため予想外に時間がかかる。
最後まで沢を登りつめて、やっと尾根へ上がる。この頃になると雨も上がっているようだ。ガレ場の急坂を登りつめると「馬の背」。左手に頂上が見える。まだあそこまで上がるのかと思うと少しうんざりするが、気を取り直して急坂を登る。
頂上には大勢の人がいるが、団体が下るとあとは茨城からきた2人を含め、4人だけ。瞬間的に下が晴れてオホーツク海まで見えたので、写真を撮ろうと待つが、なかなか晴れない。待ちくたびれた時にまた団体が上がって来たので、これをしおに下る。
馬の背まで下るとオホーツク海が見える。
反対側を見ると湖が見え、近くの人に聞くと屈斜路湖と摩周湖とのこと。
今ごろになってゆっくり登ってくる人がうらやましい。雨にもほとんど会わず、頂上ではもっとよく見えるのだろう。
帰りは上二股から新道を通り熊見峠を目指す。最初のうちはあまり見通しのよくない道で、細かい上り下りがあるが、ある程度登るとあとはハイマツの気持ちいい尾根が続く。振り返ると斜里岳の頭が見える。
熊見峠付近で出会った人と話をすると「阿寒に行くなら絶対雌阿寒のほうがいい。火口に青沼と赤沼があり、眺めも雄大だ」と言う。
峠からの下りは恐ろしいほど急な下り道で、おまけに雨でぬかるんでおり、ひざから下はドロドロになる。水の音が聞こえ出してからも沢はまだはるか下で、なかなか沢に着かない。やっと下二股で沢と出合い、沢渡りを10回あまり繰り返して駐車所に着く。
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      摩周湖
馬ノ背から見る摩周湖
 
      屈斜路湖
馬ノ背から見る屈斜路湖
 
      熊見峠を目指す
熊見峠を目指す道
 
      斜里岳
屈斜路湖から見る斜里岳

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