【関西百名山】大洞山−尼ヶ岳(三重、奈良)

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2001.11.17
同行 Y.I

11.17 

美多気桜並木駐車場9:20‐9:50登山口10:00‐10:30大洞山雌岳10:40‐11:00雄岳11:10−9:05‐11:30自然歩道出合‐12:25尼ヶ岳(昼食、倉骨峠より石畳の道経由)−14:10桔梗平−14:55美多気駐車場


11月17日(土)晴後曇
大洞山登山道とでも書いた道標が1本でもあればいいのだが、桜並木駐車場の案内図だけでは少しわかりにくく、しばらく迷う。桜並木を上っていけばいいのだろうと、真福院をかすめて登っていく。
一汗かいた頃に中太郎生から上ってくる林道に飛び出し、すぐ左手のほうに登山口がある。道標を見ると、美多気からここまでが0.7km、ここから大洞山山頂までが0.8kmと書いてある。もう半分近くきたのかと思うと物足りない感じだが、いざ登り出すとどこまでも急な階段。この山ではストックを使わないつもりだったが、これだけ急な道では使わずにはすまされない。それでも10分続けて登るのはとてもしんどい。
階段の傾斜が緩くなってくると雌岳頂上が近い。頂上はあまり広くないが開けた草原で、三角点の脇に東西南北に見える山の名前を記した案内盤がある。すぐ西に見えるのが倶留尊山。
南には緩やかな三峰山と、その向こうに大台の山々。西南の高見山はうっすらと見える程度だが、東南にひときわ頂の鋭い山が目を引く。案内盤によると局岳と記してある。北はすぐ目の前に大洞雄岳の丸い頭がある。少し右手に伊賀富士と呼ばれる尼ヶ岳が見える。空気か澄んでいればもっともっと遠くの山も見えるのだろうが、今日はあまり遠くは見えない。
下から見ると雌岳は急で、そこから雄岳は緩やかな道に見えるが、実際は雌岳からすぐとても急な下りになり、さらにもう1つのピークを越えてから雄岳に到達する。標高は雄岳の方が高く、1013mとのことだ。
ここから四の峰を越えて下ると自然歩道(石畳の道)に出会い、すぐ倉骨峠に出る。この後、さらに一つピークを越えるとなだらかな道になる。まもなくベンチと案内板があり、ここから尼ヶ岳は0.2kmだ。しかしこれがまた階段の連続でかなりきつい。
頂上は草原になっているが、風が非常に強く、寒い。松坂からきたという夫婦連れが案内板に隠れるようにして風をよけ、弁当を食べている。
我々はベンチのあるところまで下ると風がないので、そこで昼食をとっていると先ほどの夫婦連れが寒い寒いと言って下りてくる。帰りは途中までこの人たちとつかず離れず歩いていたが、女性の方も足が強い。毎週のようにどこかを歩いているのだろう。少しのんびり歩いているとすぐ引き離されてしまう。
少し歩きにくい石畳の道を通り、桔梗平でこの人たちと別れ、途中から林道をだらだらと下ると真福寺の上の駐車場に出る。真福寺の大ケヤキを見て、桜並木の駐車場までは後一息だ。
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大洞山
国道から見上げる大洞山
 
倶留尊山
雌岳頂上から見る倶留尊山
 
雄岳
雌岳頂上から見る雄岳
 
伊賀富士
雄岳から見る伊賀富士

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