【関西百名山】イン谷口−武奈ヶ岳(滋賀)

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2001.11.23
同行 T.Y, M.M

11.23 

イン谷口駐車場8:30‐10:05金糞峠10:15‐中峠11:00−コヤマノ岳(鈴ヶ岳)11:20−11:45武奈ヶ岳12:40−ヤクモキャンプ場13:25−13:50ロープウェー山上駅14:00−カモシカ台14:35−15:30駐車場


11月23日(土)晴後曇
駐車場を出発するときは一面のガス。10時頃には晴れてくるかなと思って歩き出すと、5分も歩くと青空が見えてくる。
少し歩いたあたりは公園のように整備され、歩道の脇に植えられているモミジとバックの山の紅葉が重なってとてもきれい。
道は沢沿いで、沈砂ダムが現れてくると、「増水時はこちら」と左手に矢印がしてあるが、通常時のルートがとてもわかりにくい。赤い布きれを当てに歩くが、踏み跡もはっきりせず、増水時ルートと合流したときはホッとする。
いくつも沈砂ダムを越え、青ガレの急登になる。大きな岩を乗り越え、こんなところを登って行けるのかなと思ったとき、左端に細い登山道を見つけ、これに沿って登ると急なことに変わりはないが十分登って行ける。登りが緩く、道が広くなってくると峠が近い。
金糞峠はイン谷から武奈に向かう人の他に、縦走路を歩く人、ロープウェー山上駅から武奈方面に向かう人たちで結構にぎわっている。残念ながら琵琶湖方面はガスっていて何も見えない。
ここから緩い谷を下り、八雲ヶ原に向かう予定だったが、知らぬうちに分岐路を通り過ぎており、中峠と太郎小屋の分岐点で立ち止まる。通りかかった人に武奈へ行く道を尋ね、中峠に登る。ここはワサビ平経由で武奈に行くほうが眺めはよいと聞いていたが、コヤマノ岳経由のほうが早いというので、早いほうにする。左手に丸い山が二つ見えており、右手のほうが武奈ヶ岳ではないかと思うが、樹の間隠れではっきりしない。
ごく緩いコヤマノ岳を越え、八雲ヶ原から来る道と合流し、狭く掘り込まれた道を登ると武奈ヶ岳頂上。さすがにここは人が多い。
南方にいくつも山を越えその向こうに高く見えている山があり、たぶん蓬莱山か打見山だろう。東の三角の山は釈迦岳だろうが、いずれの方向も霞んでいて写真になりそうもない。
昼食後、八雲キャンプ場目指して下る。途中からスキー場のゲレンデになり、草原だが歩きにくい。キャンプ場から先は登りになっており、振り返ると武奈ヶ岳頂上が見える。
比良ロッジを通り過ぎ、ロープウェー山上駅まで来ると武奈ヶ岳がよく見える。
ここから金糞峠に向かう縦走路と別れ、北比良峠と矢印のついたダケ道を下る。地図にはダケ道と記されているが、現地の標識には一切ダケ道という表示がなく、通りかかった人に間違いないことを確認して下る。すぐ左手の断崖に天巧磨崖仏というまるで磨崖仏のような岩が見える。
この下りもかなり急で、しかも長い。ごろごろした石ころに枯れ葉が積もり、とても歩きにくい。山頂にはあれだけの人がいたのに、歩いている人が少ないのはロープウェー利用者が多いと言うことか。ロープウェー山上駅から1時間以上歩いて、やっと沢の音が聞こえてくる。
武奈ヶ岳は金剛山より100m高いだけだが、往復に7時間もかかるのだから、比良はやはり山が深い。
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イン谷口
イン谷口
 
武奈ヶ岳山頂
人が群れる武奈ヶ岳山頂
 
冬木立
頂上から見る冬木立
 
武奈ヶ岳
ロープウェー駅前から見る武奈ヶ岳

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