【関西百名山】横尾山 須磨アルプス−鵯越(兵庫)

map

同行者 T.Y, Y.I, M.M
2002.01.03

01.13 

須磨浦公園駅8:55−鉢伏山−9:25旗振山−9:45鉄拐山−高倉山−栂尾山−10:45横尾山−11:20東山−12:25荒熊神社13:00−高取山−14:10鵯越駅着


1月13日(日)晴
六甲全山縦走路の最初のとっかかりだけを歩くことにした。
須磨浦公園駅ではハイキング姿の人たちが大勢降りる。駅からすぐ裏の鉢伏山に登るが、この道もかなり人が多い。今日もとても暖かく、鉢伏の上へ行くまでに暑くてジャケットもスポーツシャツも脱いでTシャツ一枚になる。
ロープウェイの山頂駅付近から眼下に海水浴場はいくつも見えるが、それより遠くははっきり見えず、明石大橋もモヤッていて橋脚の上半分しか見えない。
旗振茶屋を過ぎてから一旦下って登り直すと鉄拐山の標識があるが、木が茂っていてここの眺望はあまりよくない。 ほぼ平坦な感じの道を歩いていくと高倉台の住宅地が近くに見えてくる。いかにも朝の散歩という感じの夫婦連れや犬を散歩させている人たちに会い、このあたりは山道の感じはしない。野球部の子供たちが朝のトレーニングか大勢たむろしている。階段で高倉台団地に下りるところに「高倉山」と書いた石碑が建っている。
団地を横切り、次は栂尾山の登りだが、ここは馬鹿のようにまっすぐな石段が続いている。一段一段が結構高く、こんなまっすぐな登りはあまり例を見ない。350段登り切ると傾斜は緩くなる。
栂尾山の頂上には木の櫓が建っており、展望台らしい。このあたり、連れの3人の足が非常に速いので、これについていくのに必死になり、まわりを十分見る余裕がない。まもなく横尾山の頂上で、ここには立派な三角点がある。この山頂もあまり視界はよくない。
横尾山の下りで道が少し急で岩もあり、歩きにくくなってきたなと思うと須磨アルプスだ。 前方に岩場が続くのを見ながら木の階段を下る。この階段を下ると足元は岩ばかり。標高300mもないところに、これほど立派な岩の道が続くのは見事だ。この岩場を登り切ったところは東山と書いてある。
妙法寺の町並みを通り過ぎ、かなり遠回りした感じで高取山の登りになるが、ところどころ必要な標識が見あたらず、こんな町の中ではいくら地図を持っていても初めてだと全く分からなくなるだろう。YさんとIさんは何度か六甲全山縦走をやっているので、彼らの指示に従って歩く。
高取山の上には立派な神社があり、荒熊神社と書いてある。この神社の裏手、眺めのよいところで昼食にする。今日はいくつ山を越えたのか、前方に大きく見える横尾山から、ずっと遠方にうっすらとアンテナの立っている山まで5つほどピークが続いている。
ここが頂上かと思っていたが、赤い鳥居をいくつも通り過ぎるとさらに大きな高取神社があり、この上の奥宮のあるところが高取山の頂上になっている。この頂上の広場のまわりは稲荷さんがいくつもあり、全部で21の何々大明神と書いた石碑が建っている。
高取山を下ると丸山の町になり、わかりにくい道をたどって鵯越の駅に着く。もう午後2時になっているが、今日のコースは六甲全山縦走のほんの足慣らしに相当するところだそうだ。
Click the image to enlarge
 
栂尾山
高倉台から見る栂尾山
 
須磨アルプス
須磨アルプス−横尾山方面から
 
横尾山と須磨アルプス
東山から見る横尾山と須磨アルプス

年代順  ホームへ  

inserted by FC2 system