05.14 | 冠山峠8:00−冠平9:00−9:10冠山頂上9:35−冠平9:45−10:40冠山峠 |
5月14日(火)晴 冠山という山は数多いが、今日登る冠山は福井県と岐阜県の県境にある冠山だ。鯖江市にある道の駅で一夜を過ごし、冠山峠に向かう。 今日の雨の確率は0%と言っており、行程も短いので雨具を残し荷物を軽くして出発する。 朝は小鳥の声がにぎやかだ。おなじみのウグイスの他にピイピイピイ、ピリリリリリ、ピリョピリョピリョ、ピーチピーチピーチピチ、どうもピ行ばかりになってしまうが、とにかくいろんな鳴き声が聞こえる。 ブナが茂り、ピンク色のイワウチワがたくさん咲いてまだわずかながら雪渓も残っている快適な尾根筋。淡いピンクのシャクナゲも咲いているが数はあまり多くない。それより白いコブシかタムシバの花のほうがよく目立っている。かんむり平が近づくと、道の両側はカタクリの群生が取って代わる。 かんむり平から非常に急な登りになる。ロープがぶら下がっている場所もあるが、ロープは頼りなさそうなので岩をつかんで登っていると、この岩が脆くて力を入れるとポロっと取れて一瞬ヒヤリとする。 頂上から北のほう、雪をまとった白山がかすかに見える。荒島岳も霞んでいて写真には写りそうもない。東にすぐの尾根を越えた向こうに能郷白山が頭を見せているが、その向こうにかなり高そうな山が見えている。地図で探しても、何という山なのか分からない。 写真を撮りながらゆっくり往復してもまだ10時半頃だ。これから帰れば十分夕方までには家に帰り着くだろう。 |
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