06.06 | 三合目8:40−8:55五合目9:05−七合目9:30−八合目9:45−10:10頂上10:40−11:55五合目(昼食)12:10−二合目12:45−一合目12:55−13:20駐車場着 |
6月6日(木)曇後晴 | ||
前回伊吹山に登ったのはドライブウェイやゴンドラがまだできる前で、かなり昔のことだ。今回は登りにゴンドラを使って三合目から歩き、下りは全行程を歩くことにした。 このところ毎日晴れているのに今日は珍しく曇で、三合目から上を見ると山の三分の一ぐらいが雲に隠れている。草原の中を歩き始めると、真っ青なアヤメの群落が目を引く。 道は石ころ混じりで少し歩きにくいが、六合目までは比較的緩い登り。樹はほとんどなく、あっても背丈の低い灌木だけだがそれでもウグイスの他、ホトトギスやカッコウの鳴き声が聞こえる。やがて上も下もガスに覆われ、遠くは何も見えなくなる。 七合目からやや急な登りがところどころ出てくる。このあたりからピンク笠を被ったオドリコソウが多く見られる。 八合目辺りから上には薄紫の比較的大きな花グンナイフウロが目に付く。九合目はもう頂上広場の一角といった感じで急に道は緩くなる。 頂上についてもガスであまり見えないが、最初にガスの中に見えるのが伊吹山寺山頂本堂。避難小屋としても使えるそうで、中はきれいだ。 この後方に売店が並んでいる。すぐ近くに日本武尊の像があり、この前には観光客の姿が見える。 売店の北側では、麓から吹き上げる強風に乗って、カラスがまるでトンビのように羽ばたきをせず飛ぶ遊びを楽しんでいる。この横を測候所のほうに行くと一等三角点がある。測候所は今も使われているのかどうか知らないが、柵も破れて荒れた感じがしている。 昼食にはまだ早いので下ることにするが10時頃から登り始める登山者が多いのか、途中で大勢の登山客とすれ違う。 五合目に下りると薄日が射して、頂上のほうもガスは晴れたようだが、相変わらずスモッグがかかったような状態で琵琶湖を見るのはとても無理だろう。三合目から特に暑く感じ、一合目は植林地で日陰になるが、風が全くなく暑い。 |
|