八甲田山(青森)

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2002.07.14

07.14 

駐車場8:30−9:55仙人岱10:05−11:00大岳山頂11:15−11:35井戸岳との鞍部−上毛無岱−下毛無岱−酸ヶ湯13:05−13:15駐車場


7月14日(日曜)雨
酸ヶ湯の上の駐車場に車を止め、車内で雨具をつけ靴を履き替えていると隣にも車がやって来て3人が用意を始める。
登山口の鳥居のところでこの3人と一緒になって登り始める。仙台から来たTさん家族である。
緩い登りを行くと地獄湯ノ沢を登るようになり、硫化水素の臭いが強くてあちこちに黄白色のイオウの滞積が見える。
この沢から離れて一登りで木道の敷かれた仙人岱に着く。岱(タイ)は湿原という意味だそうだが、仙人岱の中心部は踏み荒らされて裸の砂地になっている。
少し行くと雪渓があり、チングルマ、ヨツバシオガマ、ヒナザクラ、ミツバオーレン、ウラジロヨウラク、イワイチョウ、他にもいろいろ教えられたが覚えきれない。
仙人岱を過ぎて少し登っていくと昔の爆裂火口の跡という鏡沼に登り着き、大岳の頂上がすぐそこに見える。
頂上ではガスも比較的晴れて東には小岳と高田大岳、北にはロープウェイの駅から田茂萢岳と井戸岳の稜線がよく見える。ロープウェイを利用してきた団体と入れ替わりに我々は下るが、この付近にはミヤマオダマキが比較的多い。
井戸岳の鞍部には立派な避難小屋が建っており、この近くのベンチで昼食にする。
かなり下ると大きな湿原、上毛無岱に出る。木道の両側にはチングルマの咲き終わった綿帽子が広がっている。雨がやや激しくなり、休みことなく歩き続ける。
木道はやがて長い階段になり、どこまでも下ると再び広々した下毛無岱だ。この湿原は池塘が多い。木道の幅はあまり広くないので対向者が来るとすれ違いも難しそうだが、今日は我々以外に誰もいない。
さらに雨が激しくなり、足元を見ながらどんどん下り続けてふと前方を見ると、すぐ下方に酸ヶ湯が見える。
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仙人岱
仙人岱付近のお花畑
 
仙人岱
大岳中腹から見下ろす仙人岱
 
下毛無岱
池塘の多い下毛無岱

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