07.15 | 見返峠駐車場8:05−ガマ沼−八幡平頂上8:40−鏡沼−見返峠9:15 |
7 月15日(月曜)雨 | ||
朝は雨が止んでいるので、とりあえず見返峠まで行ってみる。上の方は相変わらず濃霧で、ごく細かい雨が降っている。車が二台止まっており、若者二人がいるので近づいてみると、今日はあきらめてパチンコでも行こうかと話をしている。 この二人を置いて、登山口と書いてあるほうへ様子を見に行くと道は立派な石畳だ。これなら景色は見えないものの、花でもあれば十分見て回ることはできる。 駐車場に戻るとまだ先ほどの二人がいるので、この話をすると明日は台風で歩けないので今日のうちに行ってしまうことになる。 一人は愛媛から来ており、東北に入って2週間、もう一人は大阪で、家を出てからもう2ヶ月、東北南部から北海道をまわり東北の北部に来て10日近くになるが、天気が悪いのでまだ山には3つしか登ってないという。 八幡沼のほうへ行っても今日は何も見えないのでそちらは省略してまっすぐ頂上に向かう。ガマ沼は茶色に濁った水が大きく波打って、溢れた水が川のように流れ落ちている。 3人で話をしながらゆっくり歩くが、すぐに頂上に着いてしまう。ガスの中に立派な展望台がむなしく建っている。 めがね沼のほうを通って戻るが、ガスのためメガネ状の池が案内の看板を読んでやっと分かる程度。鏡沼も水面に映す影自体が見えないので映しようがない。道の両側はクマザサばかりで全く花がない。 鏡沼の近くに「原因不明の窪地」と書いた深い穴があり、小さな池が見えるが、そこにキヌガサソウが群生して咲いている。今日見るべき物はこれだけだ。 秋の晴天にでももう一度出直す以外にない。 駐車場に戻ると大きな観光バスが止まっており、ザックを持った乗客が売店にたむろしているが、ガスと小雨の中を周遊してくる気はなさそうだ。 今日はまだたっぷり時間もあり、明日は台風で早起きする必要もないので、今日はこれからどこか温泉を探してゆっくりしよう。 |
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