早池峰山(岩手)

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2002.07.18

07.18

 河原坊登山口6:30−頭垢離7:40−御座走り8:250−千丈ヶ岩9:00−9:35山頂9:50−剣ヶ峰分岐10:05−五合目御金蔵10:45−樹林帯に入る11:35−小田越12:00−河原坊12:30


7月18日(木曜)晴
久しぶりの青空だ。河原坊登山口を入るとすぐに小さな沢を渡り、その後2,3回飛び石伝いに沢を渡るが、1カ所はどうしても靴を濡らす覚悟が必要で、ここが今日のコース一番の難所。そこで一緒になった遠野から来たという人によると「今日はいつもよりだいぶ水量が多い」とのこと
頭垢離で沢と別れてからもひたすら巨岩の積み重なる急坂を登っていく。注意してみると小石を敷き詰めたようになったジグザグ状の踏み跡があり、それをたどっていくと割合楽に歩けるが、すぐこのルートから外れてしまう。
この道にはミヤマオダマキが非常に多いが、早池峰といえば何と言ってもハヤチネウスユキソウ。高度をかせいでいくと目当てのウスユキソウもたくさん見えるようになる。他にはヨツバシオガマと白くて可憐なタカネツメクサ。
写真を撮りながらゆっくり登ったが、コースは以外に短く、登りに要した時間は3時間。
頂上から南の正面に薬師岳が見えるが、この山も均整が取れてなかなか美しい形をしている。北のほうは雲が湧いていて何も見えない。
頂上付近は険しい岩ばかりで荒々しい様相をしており、なぜか剣がたくさん祀ってある。
尾根沿いに少し東に行くとお花畑があり、湿原には木道も整備されていて、のんびり一日を過ごしていたいような全く異なった印象を与える。
しかし剣ヶ峰分岐から小田越の下りにかかるとこちらも岩の道で、上の方にはハシゴ場もある。しかし河原坊コースよりも全般的には緩くて歩きやすい。
ずっと下って樹林帯に入ると普通の山道になってほっとする。
小田越から河原坊まで戻る道は地図には載っていたが歩いていると気づかず、バス道を歩いて戻る。しかしこのほうが今登った早池峰山や向かいの薬師岳をゆっくり眺められてよかったかもしれない。
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下りコース
薬師岳と小田越の下りコース
 
早池峰山
河原坊、小田越え両登山口の中間点から見上げる早池峰山
 
ハヤチネウスユキソウ
ハヤチネウスユキソウ

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