秋田駒ヶ岳(秋田)

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2002.07.19

7月19日(金)

八合目駐車場6:40−阿弥陀池7:40−男女岳8:00−阿弥陀池避難小屋8:15−男岳9:05−横岳9:25−焼森10:10−10:40八合目駐車場


7月19日(金曜)曇一時雨
八合目に登る道路に6時少し前に到着すると、係員が出てきて「6時まではマイカーで行けますよ、その代わり下りは必ず定期バスの後について走るように」とのこと。
八合目駐車場にはマイカーが5,6台止まっている。もう6時過ぎるのでこれ以上増えることはあるまい。
雨具をつけて出発。緩い登り道をたどっていくと片倉岳展望台があるが今日は何も見えない。そこから少し行くとニッコウキスゲの咲き乱れる斜面に出る。これを通り過ぎるとまもなく阿弥陀池。
阿弥陀池の袂が、すぐ外輪山の男岳登山口になっているが、まず阿弥陀池のほとりを半周して避難小屋のところから主峰の男女岳へ登る。写真同好会の人たちか、各自大きな三脚を抱えた人が何人も下ってくるのと出会う。
彼らが通り過ぎると誰もいなくなり、赤い溶岩がごろごろした男女岳頂上にも誰もおらず、ただ湿った風だけがびょうびょうと吹いている。男女岳と横岳の中間、阿弥陀池の北斜面にはまだ大きな雪渓が残っているのが見える。
今登った道を引き返し、阿弥陀池ほとりの避難小屋に戻った頃、急にガスが押し寄せて何も見えなくしてしまう。
男岳登山口まで引き返すと、先ほどは池に気を取られて気づかなかったが、ニッコウキスゲが無数に咲き、ピンクのエゾツツジがアクセントをつけている。
天気が良ければ左手に女岳を見下ろす尾根歩きになるのだが、ガスで視界はきかない。男岳頂上にはお宮さんが祀ってある。
この尾根を引き返して鞍部からさらに外輪山の尾根をまっすぐに進み、横岳に向かう。この尾根はシャクナゲとハイマツの尾根だが大きな岩が邪魔をし、踏み跡も細くて歩きにくい。
大きな岩が積み重なったピークを乗り越え、頂上かと思ったが何の標識もない。ここを下ると避難小屋から登ってきた道と合流し、道も広くて歩きやすくなる。平坦な道を行くと10人あまりのグループが座り込んで談笑しており、ここが横岳の頂上だという。標識も立っているが、先ほど通った岩のピークのほうがずっと高いと思うのは気のせいか?
ガスで視界がきかないのでルートがはっきり分からず、この連中の後について歩くが、この連中は足が速い。焼森で乳頭山への縦走路と別れると、あとは一本道の下り。
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ニッコウキスゲ
男岳とニッコウキスゲ
 
男女岳頂上
男女(オナメ)岳の頂上
 
男岳頂上
男岳の頂上
 
エゾツツジ
男岳山腹のエゾツツジ

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