朝、雨の音で目が覚める。ラジオによると沼田地方にまとまった雨雲があるという。今日は武尊山に行く予定だったが、急遽草津の白根山に行くことにする。
まずバス道路沿いの駐車場に車を止め、観光客と共に湯釜と弓池を見物し、その後ロープウェイ山頂駅近くの駐車場まで行く。
駐車場から右に行っても左に行っても本白根山と書いてあるが、右に行くほうが短距離で行けるので、右手のほうに入る。
樹林帯の中の緩い登りを行くとやがて目の前が開け、から釜の縁に出る。名前の通り水のない火口湖で、夏にはお花畑になりそうだ。 から釜を右方向に巻いていくとやがて分岐点があり、右に行くと本白根山、左に行くと展望所と書いてあり、この付近は全面コマクサの大群落になっている。
右の本白根山のほうに行くと尾根沿いの緩やかな登りで、遊歩道最高地点2150mの標識がある。 これをさらに前方に進んでいくと、右に行くと万座温泉、左に行くと本白根山頂に至る三叉路になっており、左の山頂に行くほうは「硫化水素ガス危険、立入禁止」の標識が立てられ、厳重な柵がしてある。
分岐点まで戻って展望所に行くと、から釜を挟んで正面に横手山がよく見える。 シラビソの純林を抜けると鏡池、貴重な亀甲文様が見えると書いてあるが、よく分からない。 この後緩やかに下っていくと、やがてロープウェイ山頂駅が見えてくる。