10.03 | 鷲の川の滝登山口7:15−木橋7:45−8:50頂上10:00−木橋11:40−鷲の川の滝12:00−登山口12:20 |
10月3日(木)晴 | ||
滝より少し手前に「矢筈岳登山口」と書いた標識があり、道幅も広くなっているので車をそこに停めて左に登っていく林道を歩き始める。日高側の支流である鷲の川に沿って30分歩くと簡単な木の橋があらわれ、矢筈岳はこれを渡る。 橋を渡るとすぐ急な階段になり、最初のうちはずっと丸太の階段道が続く。やがてこの階段がなくなっても急な登りはあまり変わらず、枯れ葉が積もってとても滑りやすい。そういえば、いつの間にか杉の植林帯を抜けて自然林に変わっている。 登りが緩くなると非常に険しい尾根で、北側は日高川まで落ち込んでいる。頂上の手前で一旦かなり下ってから再度登り直すと頂上に着く。 今日は天気こそいいものの非常にもやっており、まるで春の黄砂時のように遠くは霞んで見えない。北には白馬山がぼんやり見えているが、頂上のすぐ下に林道が延びてきたようで痛々しい。 関西百名山になっているため登る人は多いようで、頂上の木にはいろいろ名前を書いた札がかけてある。地元の小学校は1年生からこの山に登るようだ。今年の6月に登山600回達成と書いたOさんの札もある。 もう来年で70歳だそうだが、さすがに足が速く、険しいところでは後をついて歩くのが難しい。 下りはOさんに道を教えて貰って、鷲の川の滝を経由して車を停めた地点に戻る。 滝の付近は遊歩道が整備されており、この入口にはトイレ付きの駐車場もある。 帰りは近くの中津温泉あやめの湯鳴滝に入る。最近よく見かける露天風呂は、大きな屋根と高い目隠しで息の詰まるようなのが多いが、ここの展望風呂は日高川の瀬を眼下に望み、上空も開けていてなかなか気持ちがいい。 |
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