04.10 | 山口地区水源池8:55−9:05竜門滝9:15−10:30山頂10:55−12:10竜門滝−12:20水源池 |
4月10日(木)晴 日本300名山と近畿100名山に入っているが、関西100名山には入っていない不思議な山、竜門岳に行った。 山口神社近くで農作業している人に道を尋ね、水源池のところまで入って車を停める。 少し歩くと竜門滝があり、滝壺に下りる階段があるが、この階段に取り付くまでが不安定な道で危ない。 この滝のすぐ上に昔、久米仙人が修行したといわれる竜門寺があって、塔跡や宿坊跡の標柱が立っている。今は一面スギ林で、こんな山奥に大寺院が建っていたとは想像しにくい。 スギに囲まれた林道をどんどん登っていくと、いつの間にか人一人が歩く山道になり、そのうち「竜門岳0.75km」の標柱がある。 この標柱のある場所から非常に急な登りが始まる。谷側の植林が伐採されているので明るくなり、その後も植林が少しまばらのため、ちらちらと木の間から下界が見える。ササが茂っていて少々藪こぎに近いところもあり、歩きにくい。登りが緩やかになると間もなく頂上に着く。 山頂は荒れた感じで、片隅に古ぼけた祠が建っている。周囲はヒノキ林で、見晴らしは全くない。時間は少し早いが、荷物を軽くするためにも、ここで昼飯にする。 下りに3組、8人の登山客に会う。平日でもこれだけの人にあうのだから、登山客の多い山だ。その割には道の整備があまりされてなく、上まで植林地帯のため見通しは悪くて登っても面白みのない山だ。 |
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