05.21 | 亀石コース登山口8:00−8:45水平道−9:20山頂9:55−10:20水平道の最後−10:50登山口 |
5月21日(水)晴 この山には島根県側から登るコースに鳥上滝コースと亀石コースがあり、この両方を歩きたかったが、午後は道後山に登る予定なので半日で行けるコースとして亀石コースの往復をした。 亀石コースの林道終点には舗装された駐車場と、立派なトイレがある。 林道の延長を登っていくとすぐに「船通山登山口 亀石コース」と書いた標識が立っており、この地点の標高がすでに750mであることが記されている。 最初のうちは沢沿いに登って行くが、間もなく階段まじりの急登になる。 階段を登りきると今までとは打って変わって、ほぼ水平な道が続く。これが昔行われたタタラ製鉄の水路跡だそうである。 この山自体がスサノオノミコトとヤマタノオロチの舞台であるし、タタラ製鉄跡も残っていて何か古代文明に触れる思いだ。 水平な道が終わって一登りすると鳥上滝コースと合流するが、この付近はカタクリが多い。すでに花は終わっているが、五月の連休前の頃はきれいだろう。 山頂には石の祠や「天叢雲剣出顕之地」と書いた石碑などが立っている。天叢雲剣(アメノムラクモノツルギ)とは、ヤマタノオロチの体内から現れた剣だ。 見晴らしもよいが、南西の比婆山連峰以外は全く名前が分からない。こういうところでは20万分の1の地図が要る。 |
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