大山(鳥取)

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2003.05.25
同行者 Y.K

05.25 

夏山登山口8:00-9:05五合目−10:15山頂−11:55行者コース分岐点−大神山神社−大山寺−登山口


5月25日(日)曇
恩師の卒寿の祝賀会兼同窓会が大山のホテルで行われることになり、それに合わせて中学時代の同級生、K君と大山に登ることにした。
朝、K君が待つ大山ロイヤルホテルに車で迎えに行く。小雨で風が非常に強く、今日は無理とあきらめていたが、ホテルに着く頃は雨も止んでいる。「行けるところまで言ってみよう」と、登山口に車を置いて歩き始める。
風は相変わらず強く、まわりの木々がゴウゴウと音を立てているが、雨は降ってこない。五合目を過ぎたあたりから、早く出発した人はもう上から下りてくる。「上は大丈夫ですか?」と尋ねると、「風が強くて寒いですよ」との返事。
頂上近くはキャラボクに囲まれた木道になるが、強風に注意が必要。突風で飛ばされそうになるとあわててしゃがみ込み、木道の横木を掴んだり、あるいは手すり代わりに張ってあるロープにしがみついたりして風がおさまるのを待つ有様。
何とか無事頂上について、記念の写真を1枚撮るのがやっと。風が強すぎて周囲の景色を楽しんだり写真を撮ったりする余裕がない。もっとも風の他にガスで、最高峰の剣ガ峰は見えなかった。
頂上避難小屋に入って握り飯を食べるが、この天気でも百名山だけあって人が多い。岡山の人、九州の人、明石の人など。明石在住のK君は、明石から来た人とローカルな話題に興じている。中には3才の子供が来ていたのには驚き。風に飛ばされないようにと親は大変だっただろう。
下りに六合目から見る大山北壁は、出雲富士とか伯耆富士と言われる姿からは想像もつかないほど荒々しい。今登った弥山頂上からつながる荒々しい尾根に、避難小屋と三鈷峰のピークが見えている。
六合目の下から行者コースを通り、元谷を横切って大神山神社の方へ向かうが、木製階段で整備された行者コースは美しいブナ林に囲まれている。
元谷から見上げる大山北壁。北壁は冬の季節風の影響もあって崩落が著しい。
最後に大神山神社と大山寺をゆっくりまわって駐車場に戻る。
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キャラボク
頂上近くはキャラボクに囲まれた木道
 
行者コース
行者コースのブナ林
 
北壁
元谷から北壁を仰ぎ見る

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