鳥海山(山形、秋田)

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2003.09.18 
同行者 H.T, M.K

09.18 

鉾立6:10−8:05御浜−8:40御田ヶ原−9:30七五三掛−千蛇谷経由−11:05大物忌神社−11:35新山頂上12:05−12:25大物忌神社12:50−13:215伏拝−14:20七五三掛−15:20御浜神社−16:40鉾立


9月18日(木)曇
昨日は朝から1日かけて武尊山の麓から鉾立まで移動。鉾立に着いたときはもう暗くなっており、暗闇の中でコッフェルを取り出して夕食の準備。今日は晴時々曇の天気予報だが、山は完全に曇っている。まあ雨の降ることはないだろう。
鉾立の登山道入り口付近はセメント舗装がされている。歩き始めてすぐ展望台があり、そこから眺めると中腹と裾野の雄大な草原は見えるものの、肝腎の頂上のほうはガスであまり定かではない。
紅葉には早いがナナカマドが真っ赤な実を付ける坂道を登っていくと、ハクサンイチゲやフデリンドウの咲く緩やかな草原になり、賽ノ河原と名付けられている。さらに登っていくと御浜小屋があり、裏手に回ると眼下に丸い鳥海湖が見える。周囲は広い草原で、晴れていればとても気持ちのいい場所だろう
外輪山コースと千蛇谷コースの分岐点になる七五三掛から千蛇谷に入る。急な坂道を下って雪渓を横切り、右手に外輪山を見ながら草原を登る。やや急な登りになり、火山岩らしい岩が点在する斜面を登りきると鳥居が立っており、大物忌神社の前に出る。
「新山頂上はこちら」という矢印に導かれて左手の岩の峰に向かう。巨大な岩が積み重なった中をペンキの矢印に導かれて登っていくと、やがて頂上に着く。周囲を見渡すと、全てすさまじいような岩ばかりで、登りの緩やかな草原からは想像も付かない荒々しさだ。日本海の眺めが素晴らしいらしいが、今日は残念ながら海は全く見えない。
居合わせた人から「下りはこの道のほうが歩きやすい」といわれて、登りの矢印とは違う矢印をたどって下ると大物忌神社の裏手に出る。
大物忌神社から少し不安定なルートをたどって外輪山に出る。外輪山コースはハイマツとイワギキョウが多く、右手に千蛇谷を見下ろし、左手はなだらかな草原のスロープが続く気持ちのいいコースだ。
快調に歩いていたが、御浜と賽ノ河原の中間点、何でもないところで何かにつまずいて転倒。膝を強く打って、左の膝が少し痛いが無事下山。
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草原
鳥海湖付近もなだらかな草原が続く
 
新山
新山頂上の周囲は巨大な岩ばかり
 
外輪山コース
気持ちのよい外輪山コース

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