【関西百名山】大江山(京都)

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同行者 スギさん
2004.04.13

04.13

大江山の家入口前広場9:40−10:20林道隣山線終点−11:20〜11:50ヤブコギ、迷う−12:15林道隣山線−12:40駐車場−(車)−13:05鬼嶽稲荷13:40−14:20大江山(千丈ヶ嶽)14:25−14:55鳩ヶ峰15:00−15:15休憩所−15:45鍋塚15:55−16:45鳩ヶ峰16:55−17:25千丈ヶ嶽17:35−18:00鬼嶽稲荷


4月13日(火)晴
大江山の家入口前に車を置いて鍋塚から千丈ヶ岳(大江山)を回り、林道伝いに戻ってくる予定で出発。林道隣山線を終点まで歩くと幅広く笹を刈った山道になる。歩く人は少ないらしく刈った笹が踏まれておらず歩きにくい。しばらく進むと笹が刈られず、ヒノキに巻いた赤いテープや笹の先に結ぶ付けた赤い布きれだけが続く。ほとんど踏み跡もなく、比較的急な斜面を横断する形だが笹が茂っていて下が見えず、倒れた笹を踏むと足が滑って下に落ちる。ヒノキ林がなくなると赤い布やテープもなくなり、進む方向が分からなくなる。
鍋塚の頂上が真上のようなので少しヤブコギをすれば出られそうだと思い、頑張ってみるがなかなかはかどらない。仕方なく引き返そうと最後の赤いテープのところに戻るが、次の赤いテープが見つからない。あちこちヤブコギをしてやっと笹の葉に隠れた赤いリボンを見つける。引き返す途中、別の方向に道らしきものがないか探すがどこにもない。
仕方なく車まで戻り、鬼嶽稲荷から鍋塚を往復することに決める。
鬼嶽稲荷に着いたときはもう昼をとっくに過ぎているので稲荷前のベンチで昼飯を食べてから出かける。登り口から少し歩いたところにキクザキイチゲが咲いている。一般に近畿以北の花なので、ここが南限に近いのかもしれない。(勘違い、近畿以北なので近畿にはあるということ) 道はかなり急な登りで、100mごとに後何百mと書いた赤い札がかけてある。目の前に赤石ヶ岳があり、その左手に格好のよい三岳が見える。鳩ヶ峰、鍋塚に続く稜線はよく見えない。
あまりゆっくりしているヒマはなくすぐ鳩ヶ峰に向かう。稜線まで車できた軽装の人とすれ違う。鳩ヶ峰を越えて駐車場のある休憩所まで来ると車が4台停まっている。しかし実際に稜線を歩いている人は2人だけ。車でここに来ることだけが目的の人も多いようだ。
鍋塚の上からは逆光になるが、鳩ヶ峰と千丈ヶ岳に続く稜線がよく見える。少し北のほうに行ってみると鉄塔とスキー場らしき尾根が見える。鬼の岩屋はその方面にあるのだろう。これから鬼嶽稲荷まで引き返すというのにもう4時近い。
帰りの千丈ヶ岳では夕靄に山が何重にも重なって、うっすら色の付いた墨絵のように美しい。鬼嶽稲荷に引き返したのは6時。ここから400m下に書いてあるという鬼の洞窟は行く時間がない。いつかの機会に延ばそう。
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鬼嶽稲荷神社
鬼嶽稲荷神社
 
キクザキイチゲ
関西では珍しいキクザキイチゲ
 
三岳
千丈ヶ岳(大江山)頂上から見る三岳
 
千丈ヶ岳(大江山、正面)と鳩ヶ峰
鍋塚から千丈ヶ岳(大江山、正面)と鳩ヶ峰(右のコブ)を見る
   

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