羅臼岳(北海道)

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2004.07.19
同行者 K.S

07.19 岩尾別登山口4:40−6:05弥三吉水−6:55銀冷水7:05−8:05羅臼平−9:10山頂9:40−10:25羅臼平10:35−11:20銀冷水−12:00弥三吉水−13:00登山口

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7月19日(金)曇後晴
前回は岩尾別から登ったので今回は羅臼温泉側から登るつもりでビジターセンターを訪れた。ところが「こちらのルートは長くて踏み跡のはっきりしないところもある。羅臼岳を楽しむのなら向こう(岩尾別)から登りなさい」と言われ、朝早く熊ノ湯キャンプ場から知床峠を越えて岩尾別に向かう。峠からの山はガスに覆われ、上の方が見えない。
木下小屋の横から山に入ると濡れた道を大勢歩くので非常にぬかるんでいる。大沢までは樹林の中の変化のない道が続く。
大沢から長い雪渓の登りになる。(写真は下山時に撮ったもの) すぐ上がガスに隠れているが登るに連れてガスはどんどん晴れて行き、羅臼平に着いたときは険しい羅臼岳の頂上部分が全貌を見せる。
前回来たときは羅臼平の表示板だけで他は何も見えなかったが、今日はまぶしいぐらい全て見せてくれる。
羅臼平より羅臼岳 羅臼平に貼られたテント
 
羅臼平から頂上目指して緩やかなハイマツ帯を登りはじめると、左手前方の洋上に国後島が見えてくる。
雲がたなびいているので手前の海岸線は見えず、どこから択捉島になるのか分からないが、予想以上に大きな島だ。
左手洋上に国後島 国後島の望遠写真
 
道は徐々に険しさを増し、ストックをザックにしまい込んで岩を掴みながら頂上へよじ登り、前回は強風で立てなかった頂上部を踏みしめる。周囲を遮るものは何もなく、北は硫黄山が黄白色の山容を見せ、東は国後島、西は眼下に丸い羅臼湖が見え、遠くに網走の町並みが白く光っている。
羅臼岳頂上から硫黄岳方面 雲が湧いてきた
 
じっと立っているとオホーツク海から吹き付ける風が冷たくて寒い。岩陰に入ってパンをかじるが、頂上部は狭いのに登ってくる人が多くて混み合ってきたし、そろそろガスも湧いてきたので30分間の休憩だけで下りにかかる。

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