(写真をクリックすると拡大されます)

９月１日（水）曇一時晴
昨日は強風と濃霧で八幡平を諦め、陸中海岸をドライブ後田沢湖キャンプ場で泊まる。
秋田駒の八合目駐車場からは二年前に歩いているので、今回は国見温泉か乳頭温泉から歩いて登ることを提案したが、今回が初めてのＦさんは「登山口まで車で送ってやるから一人で歩いて登んなよ」とにべもない。
八合目から歩くのならあまり時間はかからないのでまず田沢湖を一周する。たつ子像のあるあたりが駒ヶ岳を見るのに一番よい場所らしいが、山のほうは雲があるのか大きな山は見えない。

田沢湖	たつ子像

秋田駒のドライブウェイを登っていくと上の方はガスになり、八合目駐車場付近は視界１０〜２０ｍ。このコースは歩いているしこのようなガスの中を歩いてもおもしろくないので「僕は車で待ってるから、Ｆさん一人で行っといで」というのだが、やはり一緒に行こうと言って聞かない。
仕方なくガスの中を歩きはじめる。阿弥陀池近くまで行くと、地形の関係か強烈な風が吹いている。阿弥陀池に沿って木道を歩くが、突風で時々池に落とされそうになる。 阿弥陀池西側の避難小屋に着き、Ｆさんが男女岳に登ってくるのを待つ。すごい風で時々小屋ががたがた揺れる。
他にも男女岳の登り口まで来て、強風で引き返す人がいる。Ｆさんは意外に早く３０分あまりで戻ってくる。やはりすごい風で「登り始めでよほど止めようかと思い、頂上も風に飛ばされそうなのですぐに下りてきた」そうだ。

阿弥陀池	男女岳

Ｆさんが下りてきた頃から時々ガスが晴れて明るくなってくる。風は相変わらず異常に強い。避難小屋からまっすぐ下る道があるが、地元の人によると旧鉱山跡で危険なそうだ。

避難小屋下の湿原	旧鉱山跡

登ってきた道を引き返し、展望台のようなところから左手の方向に田沢湖が一望できる。もやっているのであまりはっきりはしない。このためどれが森吉山か分からず。

うっすらと田沢湖が見える	乳頭山の尖った山頂が見える

角館市の女子高一年生達が揃いの体操服で１００人以上登ってくる。みんな非常に威勢がいいが、あの強風の中、男女岳に登るのだろうか？