9月16日(木)晴
駐車場が工事中のためか、登山口に全く案内がない。近くにいた人に道を聞いてコンクリートの階段を登り、登山道に入る。
道は幅が広く緩い坂でほぼまっすぐ峰ノ茶屋跡へ向かっており、途中で右手の荒々しい朝日岳がよく見える。
きれいな避難小屋になっている峰ノ茶屋跡からこの朝日岳に向かう。しっかりした鎖が取り付けられた岩場を登りきると朝日ノ肩で、ここから朝日岳を往復する。
朝日岳の頂上から隣の茶臼岳は大きく見えるが、三本槍の方向は雲が懸かっていて山は見えない。
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峰の茶屋へ向かう |
朝日岳 |
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隠居倉への分岐のある熊見曽根のピークを越えて清水平へ着いても三本槍の姿は雲の中に隠れている。清水平付近でしばらく待っても様子が変わらないので、三本槍に向かって登りはじめる。歩いているうちに雲が少しずつ取れてきて、上から下りてきた人が「今からなら晴れていいですね。ずっとガスの中で何も見えなかった」と言うので「もう一回一緒に行きましょう」と誘うがやはり二回行く気にはならないらしい。
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清水平 |
三本槍の麓 |
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頂上に着くと、茶臼岳がやはり大きく見え、それに対して朝日岳の頂上は非常に小さい。北にある旭岳、甲子山の方角も大きくてどっしりした山だ。
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三本槍岳頂上 |
福島県側の朝日岳、甲子山方面 |
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前回来たときは三本槍の往復だけで帰ってしまったので、今日は何があっても茶臼岳に寄って帰る。峰ノ茶屋跡まで戻ると小学生の団体でいっぱいになっている。東京から来た小学校5年生だそうだ。峰ノ茶屋跡から那須の岩山に登る途中で一緒になった小学生達は横浜の小学6年生達。
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次は那須岳 |
峰の茶屋跡 |
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峰ノ茶屋跡から少し茶臼岳に登ったところから朝日岳の凄惨な岩壁がとてもよく眺められる。また茶臼岳の上から熊見曽根を真ん中に、右に朝日岳の少し傾いたピークと左に頂上のなだらかな三本槍の姿がよく見える。
頂上を一周して下るが、時計回りで頂上から峰ノ茶屋跡への下り口(御鉢周回コースの西半分)はほとんど通る人がいない。
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那須岳 |
那須岳頂上? |
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今回の山行は今日が最後で今夜はこの近くで寝て、明日の朝から2、3日かけて家に帰ろう。