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１１月２４日（水）晴
朝日で赤い釈迦ヶ岳を見ながら登山口の朝明渓谷に入っていく。キャンプ場を通り過ぎ、庵座谷に沿って登って行くが、道がとても不明瞭で精神的な疲れが大きい。登りにかかっても沢を何度も渡るが、まっすぐ横切るのか、渡らずに沢に沿って歩くべきなのかあまりはっきりしない。赤いリボンが小さすぎて少なすぎる。
途中で庵座の滝が木立越しに見え、近づくものと思っていたらすぐに見えなくなり大きく高巻きしたようだ。この滝を越えても分かりにくい道は続く。やがて木立越しに松尾尾根の頭が見えてくる。

釈迦ヶ岳	松尾尾根の頭が見える

尾根の頭近くなって急登になるとロープが垂れているのでルートははっきりし、気分的にはホッとするが登りは厳しい。
登り着いた松尾尾根の頭は頂上部が少し広くなっていて見晴らしがよい。

松尾尾根の登り	御在所岳

釈迦の頂上は見晴らしがよくないと書いてあったので、ここで休憩時間を長くとる。

見晴は良いが山はどこが見えて いるのか不明(御在所と雨乞？）	たぶん猫岳

この先は平坦な尾根歩きで狭い釈迦ヶ岳頂上に出る。確かに東側の笹が刈ってあるだけで四日市方面が霞んで見えるだけ。下りは羽鳥峰から朝明渓谷に下る予定で、少し松尾尾根の頭のほうに引き返し、行方はなにも書いてない分岐点から西に下ってみる。

釈迦ヶ岳頂上	厳しい松尾の尾根

非常にはっきりした踏み跡なので、これなら間違っていてもどこかに降りられる。やがて今日逢う初めての人が４人やって来て、羽鳥峰のほうから来たというので間違いはない。この道は迷う心配のない楽な尾根歩きだ。
羽鳥峰峠付近から標識にしたがって朝明渓谷に向かう。この道はあまり派手ではないが紅葉がきれいで、静かな秋を感じさせてくれる。

晩秋の山肌	朝明渓谷の紅葉