【関西百名山】半作嶺(和歌山)

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2005.01.28

01.28 熊野下川林道トンネル北側登山口10:35−半作峠10:50−11:50半作嶺12:30−13:15半作峠13:25−13:40登山口

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1月28日(金)晴
半作嶺はやはり遠い。予想通り登山口まで4時間かかった。登山口より手前の平瀬付近から「乙女の寝顔」と呼ばれる半作嶺がよく見える。林道に入って名水「乙女のしずく」から少し走ると嶽山展望台があり、すぐ正面に険しい嶽山が迫っている。
乙女の寝顔 嶽山展望台
 
さらに少し上ると登山口で、10時半というのに他に車は1台も止まっていない。 杉林の中をしばらく登っていくと傾斜がゆるくなって半作峠に到着。ここにはお地蔵さん二体が祀られている。三森山と半作嶺の分岐点で、どちらの方向にも赤いリボンがぶら下がっているが標識はない。両方へ行くつもりだがまず半作嶺を目指し、右手に進む。
まず半作嶺と書いてある方へ お地蔵さん
 
やがてまた分岐点があり、ここもどちらの方向にもリボンがぶら下がっている。地形的に半作嶺は北の方角なので右手の道を進む。やがて気がつくと赤いリボンが全くなくなっているが道はずっと続いている。途中でピークが三つあり、いずれのピークも木が茂って狭く、半作嶺ではない。三つ目の先は下の谷へ急に下っており、どうも道を間違えたらしい。木の間からあちこち見るともっと西に高いピークが見える。 リボンのあるところまで引き返し、よく見ると道は直角に曲がってリボンがついている。ロープの垂れた岩を登ると右手に赤いリボンがあるのでそちらへ進むとまた違うピークで、、さらに西に高いピークが見える。再度引き返すと右手に道があり、四つ這いになって急な斜面をよじ登ると三角点のある半作嶺にやっと到着。頂上は狭いが見晴らしはよい。
半作嶺頂上 百間山に続く尾根
 
東は三森山と百間山に続く尾根、東北は嶽山と山とずっと右手に見えるピークは野竹法師か? 他の方角には知った山がない。ラーメンを炊いてスティックパンと牛乳の昼食。登山口から頂上まで1時間と書いてあるのに、道に迷ったため半作峠からちょうど1時間かかっている。
下山時にまた迷う。気が付くと太陽の光を左に浴びながら尾根を歩いている。これでは逆方向だ。リボンがいくつもある鞍部に戻ってよく探すと左手に細い道が見つかる。かまぼこ板程度でよいから少し標識があればこんなに迷わないで済むものを、半作峠まで引き返すと既に1時過ぎている。三森山までは1時間以上かかるそうだから今から往復すると4時近くになってしまうし、だいたい尾根がこんなに立ち枯れではもっと時間がかかるだろう。もう精神的に疲れたので今日はあきらめて下る。
南方の山々 立ち枯れ この先に三森山がある
 
この下り道で、1時半を回っているのにこれから登る人たちに会う。単独行らしき人2人と5,6人のパーティー2つ。下り終えてから麓の温泉「乙女の湯」に寄って帰る。

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