4月14日(木)晴
白馬山(しらまやま)も近畿百名山でありながらあまり紹介されていない。最近林道が山の上のほうを通っているらしいので、美山村役場で情報を仕入れた。
大阪方面から行くと、R424を金山を通って南下すると道の駅「しらまの里」がある。ここからちょうど500m走ってトンネルの少し手前、右側に下る道がある。これを下るとトンネルの手前で国道の下を通り、つづら折れの坂道を登っていくとT字型交差点で林道白馬線にぶつかる。ここを左折して300m走ると、道のすぐ左側に白馬山登山道入口と書いた石碑があり、尾根に取り付くことができる。
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登山口 |
登山口から見る矢筈岳 |
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尾根の右手はススキの原、左手は桧の植林帯の尾根筋にシハイスミレが咲いている。そういえば杉の花粉は収まってきたが桧の花粉が最盛期を迎えるといっていたなあ。この桧植林帯に沿ってジグザグに登り、久保の峠(タワ)から来る尾根と交わるちょっとしたピークは巻いて、もう一度尾根筋に出ると、前方に何か白い札が立っている。
近づいてみるともうそこが頂上。なんともあっけない。三角点の上には朽ちたやぐらが立っており、あまり近づく気がしない。尾根の西側は桧の林、東側は自然林で展望は何もない。頂上にバス停の案内板が立っているのも珍しい。北のほうに五村口、南のほうに川原河というバス停があるらしい。
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頂上 |
バス停案内 |
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何も見えないがここでラーメンを炊いて早い昼食。下りに尾根伝いに久保の峠に続く尾根と出会うピークに立ち寄ってみると、ここはススキが邪魔だが展望が広がっている。南に矢筈岳と清冷山が並んでいるはずだが、矢筈岳のピークしか目に付かない。はるか南東にきれいな裾を広げたピークが見えるが、山の名前は分からない。
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矢筈岳しか分からない |
左手遙か彼方に裾を広げたピークがある |
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ゆっくりと下るが12時過ぎには登山口に着く。