【関西百名山】古光山(奈良)

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2005.04.19

04.19 曽爾高原駐車場9:10−長尾峠9:40−10:00後古光山10:20−11:05古光山11:50−12:00南峰12:10−古光山12:20−後古光山13:30−長尾峠13:50−(尾根伝い)−14:40亀山峠14:50−15:05駐車場

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4月14日(木)晴
駐車場は兜岩、鎧岩の絶好の展望台になっている。しばらく眺めてから緩い坂を曽爾高原目指して登ると、お亀池の手前に道標があり、古光山はここで右折れ。このまま平坦な道をまっすぐ長尾峠に抜けそうなので、一度尾根に出ようと思い階段を登る。しかし尾根までは遠く、途中で再び古光山の道標があったのでそれに従い右折れするとどんどん下って元の道に合流する。
兜岩と鎧岩 古光山
 
長尾峠を越える車道は道幅もわりに広く、一台車が路肩に停めてあるがあまり邪魔にならない。古光山が目標ならここに車を置けばいい。桧の樹林帯の中、木製階段を登り、植林帯が切れるとススキの原に木が植えてあり、「この木何の木園」。正面に後古光山が見える。
狭い後古光山の頂上は展望がいい。倶留尊山の東のほうに大洞山とそれに連なる尼ヶ岳、もっと東には岳の洞から三峰山に続く山々の向こうに遥か局岳の先端が見えている。ここから古光山鞍部までの下りはすさまじいという感じだが、注意して左右を見るとコブシとツツジが満開できれいだ。下りきると峠になっていて、ここをフカタワというらしいがどうしてこういう地名になったのか全く分からない。
後古光山頂上 古光山鞍部までの下り
 
続いて古光山の登りになる。傾斜は後古光山の下りと変わらないが、フィックスロープの数がずっと減っている。0.5kmを30分かけてやっと頂上に到着。展望はそれ程よくない。先客4名の男性が何か大声で話しながら南峰のほうへ向かう。僕は少しでも荷を軽くするためもあってここで昼食のラーメンを炊き、牛乳とスティックパンを数本食べてから南峰へ出発。途中で先に出かけた4名が戻ってくるのに出会う。
南峰は狭い岩の上だがここは非常に展望がよく、南の三峰山を除いてほとんど300度位の展望が得られる。ここでまた写真を撮ってから下りにかかる。
大洞山 倶留尊山
 
高見山 住塚山から鎧岩にかけての眺望
 
長尾峠で体操服を着た中学生の団体が登ってくるのに出会う。後古光山まで行くのだろう。ここからまっすぐ尾根伝いに亀山峠に向かうが、どうも廃道なっているらしくしっかりした道がない。古いペンキ印を伝わって桧林を登っていくが、やがて全く手入れをされていない下枝が茂った桧林になり、まるで昔の登山道のように桧林の間に3m以上の空間がまっすぐついているが、まっすぐ山を登っていくため傾斜が非常に急で、歩いた跡もなく滑って前に進めず、適当にジグザグで桧林を抜ける。次は枯れたススキの原が広がるが、かろうじて踏み跡があり、これに沿って登っていくと亀山から続く木製階段の途中に出てほっとする。
亀山峠で休憩後下山し、まだ出来て1年余りの新しい曽爾高原温泉に浸かって帰る。

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