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５月３日（火）晴
夕べから瀬場登山口に泊まっていたが、朝起きると山口Noの車が後に停まっている。朝食を終えて出発するときには車が４台。

国道から見る東赤石	瀬場登山口

まだ比較的新しいと思われる登山道をジグザグに登っていくと、すぐ筏津から来る道に出会う。１時間ほど登ると瀬場谷に添って登る道と、右のほうに巻いていく道の分岐点があり、ここでは瀬場谷に沿っていく道をとる。地図には渡渉地点が２、３箇所載っているが、どれも極簡単に渡れるものでわざわざ地図に書くほどのものではない。
尾根に近づくに従い大きな石がごろごろした道になり、「高山植物保護のため石の上を歩け」と書いてある。やがて左手に赤石山荘の見える分岐点に着き、標識に従って右に向かう。左手には岩の尾根が見え、道沿いではアケボノツツジが満開だ。ずっと歩きにくい道を３０分近く歩くとやっと東赤石山の標識が出てきて、ここから登りになる。

権現谷分岐	岩峰

尾根に出て、左へ行けば西赤石山、右に行けば東赤石山の案内があると間もなく大きな岩が横たわった東赤石山の頂上に出る。西赤石に向かう尾根ですぐ前に見えているのは八巻山だろうか。、この尾根は迫力あるが、逆の東側は樹林で何も見えない。

東赤石山頂上	西赤石に向かう縦走路

北に瀬戸内海が見えるがかなり霞んでいる。南西には笹ヶ峰とそれにほぼ重なって伊予富士、遠く石鎚山が見えている。

瀬戸内海	笹ヶ峰

狭い岩の頂上にどんどん人が上がってくるので、東側の樹林のほうへ行ってみる。樹林の中を５分ほど歩くと三角点と広場があり、東側に権現山が大きく立ちはだかっている。

権現山

下りは、瀬場谷で見送った道を通って下るが、こちらも大きな谷沿いの道で、眼下はるか下には滝がいくつか見え、小さな谷を渡る渡渉も数回あって登りの道とあまり変わらない。瀬場谷で朝の道と合流し、駐車場へ下る。
山口Noの車の人を見かけないなと思っていたら、女性が体調を崩して引き返したそうだ。