5月7日(土)曇後晴
(登りは一面のガスで、下りに晴れたため、下りの場面を記録します)
土小屋は一面の霧の中。何も見えない中を上まで登る。ゆっくりしていると晴れてくる確率が高いので、下の道の駅で名古屋からバスでやってきたツアーの連中を追い越さぬように注意しながら歩く。
天狗岳頂上に着くのは僕が一番早かったが、時々薄日が漏れるような気がしてここでも時間をつぶすがガスで弥山が全く見えない。
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ガスに閉ざされた駐車場 |
天狗岳頂上でもまだ晴れない |
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ツアー連中の最後について仕方なく弥山まで引き返し、しばらく様子を伺っているとガスが流れて一瞬天狗岳が姿を見せる。山でガスが晴れるときは本当に早い。最高の天気の中、弥山でゆっくりほうぼうを楽しんでから下りにかかる。
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一瞬天狗岳が晴れかかる |
よく晴れた弥山 |
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鎖場を見に行くとまだぬれていて滑りそうだ。
二ノ鎖小屋の下でロープウェー方面に行く成就道と分かれ、土小屋に向かう。しばらく下ると石鎚山の岩峰が仰ぎ見られ、斜め下から見るので高さの比較はできないが、右端が弥山、左から二つ目のピークが天狗岳になる。
ベンチを四角く並べた休憩所から上のほうではあちこちでアケボノツツジが満開で、登りはガスの中で何枚も写真を撮ったがやはり晴れた空の下で見るほうがずっときれいに見える。よくはれた休憩所ももう下りの時間なので誰もいない。
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鎖場はまだ滑りそう |
アケボノツツジ |
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登りは気がつかなかったが、これから下は鶴の子の頭を巻くように下り、いつまでも雲が取れなかった瓶ヶ森もだいぶ晴れてきて、瓶ヶ森から伊予富士にかかけての山並がはっきり見える。これがよく見えてくるともう土小屋に着く。
駐車場からはこれまでの石鎚山と全く様相の違う厳しいピークが眺められる。伊予富士から見ても瓶ヶ森から見てもこのような鋭いピークは全く分からないのに、土小屋から見るとこのような姿を見せるとは、まったく分からないものだ。
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瓶ヶ森方面 |
土小屋から見る石鎚山 |
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