６月６日（月）晴
見上げると屏風岩がすぐそこに見えるところに屏風岩公苑という広い公園が作られている。これをつききって行くと住塚山･国見山ハイキングコースになり、杉林の中を折り返しながら登っていく。やがて尾根に出ると右は「屏風岩頂上」、左は「住塚山、国見山、室生寺」の看板があり、左の住塚山方面に行く。
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| 屏風岩公苑 |
屏風岩公苑 |
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杉林がなくなり、明るい丸太製の階段を登っていくとひょっこり住塚山頂上に出る。住塚山と国見山の中間の峠「ゼニヤタワ」に向かっているとばかり思っていたのに化かされたような感じを受ける。北に見える独立峰的な山が国見山だろう。屏風岩の頭がいくつも見えている。
住塚山はあまり眺望がいいとは言えず、倶留尊山と三峰山が見えるほかはすぐに山の同定ができない。しばらく休憩後国見山に向かう。この道はツツジが今ちょうど満開だ。途中でゼニヤタワを通るが、屏風岩公苑に通じていることは何も書いてない。
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| 屏風岩の頭 |
国見山 |
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ここから急なのぼりを登っていくと国見山頂上に出る。ここは東西南北の眺めがよい。
東に倶留尊山と大洞山が重なって見え、その手前に兜岩と鎧岩がほぼ重なって見える。西はあまりはっきりしないが二つ見えるピークのどちらかが三郎ガ岳だろう。北は宇田川沿いの近鉄大阪線方面が見え、南は山が重なってどれが何山か分からない。特に今日はもやっているのでいっそうはっきりしない。
クマタワ側から若い男性が登ってくる。話を聞くと自転車でキャンプ場まで来たと言うことだがどこにキャンプ場があるのか知らない。今から住塚山からぐるっと回って戻るそうだ。
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| 国見山頂上 |
倶留尊山 |
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ゼニヤタワから下ってみると地図には載っていない林道終点に出る。とりあえず林道沿いにしばらく歩くと右手にまだ工事中の林道のような急坂があり、左手の看板を見るとこれを登ると屏風岩公苑や屏風岩頂上に出るらしい。よく手入れされた杉林を行くと長野バス停と屏風岩頂上への分岐点があり、屏風岩頂上を目指す。やがて急なピークを越えまた次のピークを上り始めると夫婦連れが休憩中。
屏風岩の頂上を訪ねるとすぐそこの高いところに頂上のようなことが書いてあったといいうので、先ほどのピークまで引き返すが何も書いてなく、もっと先かと引き返すと先ほどの分岐点まで戻ってしまう。もう一度注意してピーク部分を歩くが何もない。先ほど夫婦が休憩していた場所を過ぎて次の急なピークに上りつくとここに「屏風岩一ノ峰936ｍ」の標識がある。後は尾根伝いに歩くと上りに通った分岐点に出る。
