【関西百名山】音羽三山

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2005.06.09

06.09 音羽観音参道口駐車場10:30−11:00音羽観音−11:50音羽山−12:10経ヶ塚山−12:45熊ヶ岳13:25−大峠−14:35不動滝−15:15駐車場

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6月9日(木)晴
梅雨に入る前に学能堂に行こうと思って家を出たが奈良県の東部は天気がよくない。曽爾村も霧雨で御杖村も同じく小雨、さらに県境の山はガスで隠れている。仕方ないので引き返し雪のあるときに登ろうと思っていた音羽三山に行く。音羽観音入口を二軒で訪ね、思ったより狭い道を車でかなり上まで上がる。
道は百市へ通じる右の道と音羽観音へ行く左の諸車通行禁止の参道があり、この左の参道を登る。音羽観音の中間付近で祓堂の前を通り、無常橋という小さな橋を渡るとすぐ石段が見えてくる。石段を登りきると正面が本堂、左手に鐘楼がある。音羽山への登山道は右手の谷に沿ってつけてあり、水の流れるところが登山道になっているため、大勢の人が歩けばぬかるみになってしまうところだがそこまではなっておらず助かる。
杉の中の道を登りついたところが音羽山頂上だが、回りも杉に囲まれて何も見えない。休憩する気にもなれず経ヶ塚山へ向かう。
音羽観音鐘楼 音羽山頂上
 
全山杉林の中のため尾根道からも何も見えない。経ヶ塚山頂上で、熊ヶ岳方向からウェストポーチひとつで歩いてきた人と出会うが、桜井から談山神社を超えてきたそうだ。ここはどこもこんなに見晴らしが悪いのかと尋ねると、熊ノ岳付近が少しはましだがこの山は本質的に眺望には恵まれないという。
経ヶ塚山頂上 西の方向が少し開ける
 
経塚山も通過し、熊ヶ岳方向に下るときに始めて西のほうの山が少し見える。相変わらず上は雲で覆われているようだ。正面にはまだこれから登らねばならない熊ヶ岳がピラミダルな姿を見せている。熊ヶ岳頂上に着いたときは10名ぐらいの団体がちょうど大峠に向かって出発するところ。丸太に座って昼食にする。風があって割に涼しく、日の照る場所に座っていてもあまり暑いと感じない。木の間から奈良盆地がちらちら見える。
大峠に向かう途中で、奈良盆地をはさんで金剛山と葛城山がよく見える場所がある。今日の山で展望のよいのはここだけだ。
熊ヶ岳 金剛山、葛城山がよく見える
 
この近くでナルコユリの花を見つけ,アマドコロとよく似ているため実際に茎を触って稜があるかないかを確かめる。
大峠から数分下ると狭いながら舗装された林道になる。針道の手前で立派な林道工事現場に出あい、まだ立ち入り禁止だが大峠トンネルという大きなトンネルができている。
不動滝からバス道をしばらく歩くと百市という集落があり、そこから南音羽に抜ける道があるのでこれを行く。百市集落を過ぎると民家は全くなく、車は一台も通らないがきれいなアスファルト道だ。次に民家が見えたと思ったら朝車を置いた駐車場に着く。
アマドコロ 大峠トンネル
 

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