6月13日(月)晴
梅雨に入ったらしいが昨日少し降っただけで今日は好天の予報。
行者還トンネルの西口に車を停める予定で家を出たが、岩盤が崩れて道路が崩壊し、一部完全に作り直し。500m手前に臨時駐車場のようなものがあり、そこに車を停めて登山口まで少し歩かされる。工事現場には「絶対立ち入り禁止、作業中の有無にかかわらず一切の責任を持ちません」と書いてあるが、ここを通らないと登山口に入れない。
ここから上の奥駈道出合まではおなじみの急登。もう少し時期が早ければシャクナゲやシロヤシオがきれいだったのだろうが今は地面に散った花を見るだけ。1時間近くかかって出合に到着。
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工事現場 |
奥駈道出合 |
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いつもはここから右折れして弥山、八経ヶ岳に向かうが今日はここを左に折れる。ずっと以前に大峰山奧駈したときに通って以来で、なにも覚えていない。
のんびりした道が続き、前方に大普賢岳、振り返ると弥山と八経ヶ岳の山塊が見える。この山塊の右端に鉄山という形のいい岩山がそびえている。
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大普賢岳 |
八経ヶ岳 |
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やがてトンネル東口への分岐点を通り、大普賢岳が徐々に大きく見えるようになってくる。途中で石灰岩の露出した歩きにくい道になり、次いでクサタチバナの大群落。ここから大台ヶ原もよく見える。この付近にヒメレンゲも多い。
やがてまだ比較的新しい行者還小屋に着き、その背後に岩壁の行者還岳がそびえている。
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クサタチバナと大台ケ原 |
行者還小屋 |
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小屋の右手の奥駈道を進むが、木の階段がいくつも続いている。やがて行者還岳北側の尾根に出て、尾根伝いに行者還岳頂上に着く。頂上はシャクナゲやブナに囲まれてあまり見晴らしはよくないが少しシャクナゲの間を通って南側の絶壁のところへ行くと、弥山、八経ヶ岳から遠く仏生ヶ岳、孔雀岳までよく見える。釈迦ヶ岳はこの二つの山の向こう側になるのでよく分からない。
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行者還岳 |
八経ヶ岳 |
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いつもどおりパンとラーメンで遅めの昼食をとっていると、トンネル東口から七曜岳まで行ってきたという夫婦連れが登ってこられ、先に下って行った。