両神山(埼玉)

map

2005.07 .22-23

07.24 駐車場5:30−7:45清滝小屋−8:50両神神社9:00−9:45山頂10:20−11:30清滝小屋−13:25駐車場

(写真をクリックすると拡大されます)
7月24日(土)曇
昨夜遅く登山口に車を置き、朝起きて車外に出てみるとまだ周囲は薄暗いのにもう一人の男性が出発していく。
駐車場やバス停のあるところから民宿のある登山口まで急な坂道を登ると目の前が開けガスがはりついた山々が見える。
登山口から谷沿いに上がったり下ったりでなかなか本格的な登りにならない。大きな岩の前には仏像が祀ってあったりするのは、やはりこの山は信仰の山だったのだろう。
まさに墨絵の世界 岩の前に仏像が祀ってある
 
それでも徐々に沢を詰めて行き、清滝小屋に出る。
小屋から比較的急な登りが続き両神神社に出るが、見た感じでは全く手入れされておらず、白井差口が閉鎖されて手入れもされなくなったのだろうか。しかし日向大谷の登山口も確か両神神社と書いてあった。そうするとこの山の上にあるのは奥の宮か? 疑問は尽きない。
清滝小屋 両上神社? 奥宮?
 
これから間もなく頂上尾根に出るが、歩きやすい尾根道に枯木などで通せんぼしてあり、横に赤いテープを吊るした新道が作られているが、この道は根っこだらけで上り下りもあり、とても歩きにくい。
尾根の道は通せんぼ ここは鎖があっても登りにくい
 
頂上までに何箇所か鎖場があるが、本当に鎖が必要なのは一、二箇所だけだ。頂上から西側はガスでやや霞んでいるが、西上州の山が見える。八丁峠のある北側は樹木の陰になってよく見えない。東側は真白なガスにさえぎられて全く何も見えない。
くだりは通せんぼしてある尾根道を歩いてみたが、とても歩きやすい。途中で登ってくる外人二人組みに出会ったが、彼らはこれが当然の登山道という顔で上って来る。
両神山頂上 はっきりしないが西上州の山々
 
清滝小屋の方の話では、地主が切れてしまってあんなことになったらしいが、山の頂上付近は国有にするか県で買い取るなど、問題がこじれるより前に何とかしておかねばならなかった行政の怠慢が今の登山者に負担をかけている。

年代順  ホームへ  
inserted by FC2 system