9月26日(月)晴一時曇
白谷登山口には駐車場と案内板が立っているが、林道工事で最初から大きく迂回を強いられる。白谷登山口からツリフネソウの大群落の道を入ったところで立ち入り禁止のロープが張ってあり、右側に新しい登山道が用意されている。山腹を右手に巻きながら登っていくと広い林道に出る。
出たところの正面に左へ矢印があるのでそれにしたがって林道を下っていくと、沢と出会うところで工事をやっている。沢には太鼓橋という立派な橋が架かっており、この橋の手前から沢に入る。踏み跡は意外に細く、最近はあまり人が歩いた様子がない。
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白谷駐車場 |
工事中 |
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何度も沢を渡りながら登っていくが、途中でヌルヌルの岩があり、滑りそうだなと思ったとたんに転倒。カメラをストックに取り付けたまま歩いていたので、カメラのプラスチック部分にひびが入ってしまった。
踏み跡が非常に細いのに目印のテープやリボンがほとんどないので歩くのに気を使う。岩場のペンキははげかかって、すぐそばへ行かないと見えない。急なところにはロープが垂らしてあるが、肝心の足場は全く整備されていないので歩きににくい。途中でついに道を見失い、左手前方ににロープが垂れているのを見つけ、ああ、あそこがルートだ分かる。頂上近くなるとガタガタ、ガンガンと何か工事をしているような雷の音がとても大きく聞こえる。
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経ヶ滝 |
あと300mの標識にびっくり |
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やっと尾根にたどり着き、東峰のほうに行きかけたがとても薄暗くいつ雨が降ってもおかしくない様子になったのであわてて頂上に向かい、雨が降る前に昼飯にする。広い頂上だが、樹木で周囲は何も見えない。気象観測施設の跡か、小屋が建っており、その上の登れるようにはしごが架かっている。登ってみるが雲が低く、今日はダメだ。南西方向に見えるのは余呉湖か?
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尾根に到着 |
横山岳頂上 |
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鳥越峠へ向かう尾根を三高尾根というらしいがこの下りもなかなか厳しい。途中に三高尾根展望台と、望横ベンチというところがあり、望横ベンチからは今登ってきた横山岳がよく見える。
このコースの下りは地面を小石の層が覆っており、その上に落ち葉があるのでよくすべる。ガイドブックにはよく整備されていると書かれているが、整備はロープがたらしてあるだけ。しかし鳥越、コエチ谷の道はよく踏まれており、全く迷う心配はない。白谷の道より鳥越峠経由で登る人のほうがずっと多いようだ。
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望横ベンチ? |
コエチ谷の下り口 |
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