１０月９日（日）晴
住山登山口は三叉路になっていて右へ行けば松尾山、左へ行けば白髪岳に行き着く。
道を左にとると丹波栗の農園横を通り過ぎ、少し歩くと休憩所のある白髪岳登山口がある。これを左に入るとすぐ右手の急な山腹をジグザグに登っていく。本には旧銀鉱跡があると書いてあったが、気が付かないままベンチのある平坦地に出ると正面に白髪岳が見え、北西方面が開けているのでそちらの山々もよく見える。
しばらく歩きやすい道の後、ロープや鎖伝いに大きな岩の上に出ると西を中心に急に展望が開ける。西南西に見える三角錐の山がひときわ目を惹くが、残念ながら山の同定はまったくできない。ここから約２０分で白髪岳頂上に着く。頂上はちょっとした広場になっており、先ほどの大岩上のほうが眺望はいいが、ここからは北東方向に笹山盆地が少し見える。
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| 名前の分からぬ三角錐の山 |
白髪岳頂上 |
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松尾山に向かうには昨日の雨で滑りやすい急な坂道を下るが、道の両側に頑丈なロープが張ってあるのでそれにつかまりながら下る。傾斜のゆるい歩きやすい道になってからもしばらく下りが続き、振り返ると白髪岳が大きく見える。
やがて笹原の急坂を登っていくと松尾山頂上になり、ここも広場になっているが三角点も松尾山という標識もない。木に囲まれて眺望もないが、北東方面の笹山盆地だけが少し見える。
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| 振り返ると白髪岳が見える |
見晴らしの良くない松尾山頂上 |
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松尾山の下りからまったく標識がなくなる。途中テープも何もないのに三叉路になり、ここでは両側にテープが見える。こういうのが一番困るが、よく踏まれている右側の道を行く。城跡も分からないまま卵塔群を過ぎ下っていくと「旧高仙寺々寺跡」と書いた札がある。近くに墓や仏像があり、今きた方向に卵塔群と松尾山という標識を見て先ほどの石塔が卵塔と分かる。
何も案内のない道を下っていくと茶畑があり、林道に出る。この林道を少し下ると住山に着く。
