東鳳翩山(山口)

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2005.11.02

11.02 錦鶏ノ滝.入口駐車場9:00−10:05支尾根鞍部−10:30主尾根鞍部−10:45東鳳翩山11:00−12:10坂東峠−萩往還−13:00駐車場

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11月2日(月)晴
東鳳翩山(ヒガシホウベンサン)とはまた難しい名前だ。初めての人にはとても読めないし、地元の人も字は書けないのでなかろうか。意味も分からずパソコンで打ち込むのも大変だ。
錦鶏ノ滝駐車場には東鳳翩山登山口のことは何も書いてない。ガイドブックに従いまず錦鶏ノ滝に行く。雌滝に先によって雄滝へ行くがどちらも水量が絶対的に不足で、雄滝は水しぶきも立ちそうでない。
この雄滝のすぐ手前の岩の斜面が登山口だが、標示がないので赤いリボンだけが頼りで、普通に通りかかったらとても登山口とは思えない。とりあえずこの道を上がると上は普通の登山道路で沢を何回も渡りながら登っていく。沢といっても水はほとんどなく靴をぬらす心配はない。杉の倒木がすごいが、登山道はよく整備されていてこの倒木も邪魔にならない。1時間で支尾根鞍部に到達し、これを右に進む。
ここが登山口 登山道は整備されている
 
とにかくよく整備された道で迷う心配はない。30分ほど歩くと主尾根鞍部の少し広い場所に出てこれより左手の東鳳翩山のほうは高い木が少なく見通しがよい。
主尾根鞍部 東鳳翩山
 
頂上に何人かいるが、皆すぐ下ってしまう。西に鉄塔が立ち並ぶ西鳳翩山があり、この間を縦走すれば手ごろな距離だろう。北、東、南には特に大きな山はなく、いずれも穏やかな山並が続く。東南方向に山口の市街地があるが、逆光であまりはっきりしない。
東鳳翩山の頂上 西鳳翩山
 
元の鞍部に引返し、主尾根を東北にたどる。思いのほか起伏が激しく、まさかあのピークは越さないだろうと思っていても階段でどんどんまっすぐ進んでいく。途中に自然観察路というのがあるが、どこに下るのかはっきりしない。中国自然歩道になっているのでよく手入れされ地図も所々に表示されているが、現在地の表示がなかったり、坂東峠が載っていなかったり、役に立つ地図は意外と少ない。ショウゲン山分岐を過ぎて少し行くと一段高いところに休憩舎が立っており、これを過ぎるとすぐ坂東峠になる。
階段を下る 中国自然歩道に沿って歩く
 
坂東峠からは幕末に利用された萩往還を通る。途中に六軒茶屋跡があり参勤交代時の殿様の休憩場所にもなったそうだが、これに反論する表示板も立っている。4mという広い道幅で石畳もあるが、坂道の石畳は雨のときに滑って、かえって危ないということはなかったのだろうか。
萩往還 萩往還
 

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