1月22日(日)晴
剣尾山は国道から入った後、表示が全くないので登山口が分からず地図を広げてもあまり小さな道まで書いてないため、簡保の宿まで聞きに行く。
登山口付近は車を停める場所がなく、皆路上駐車なので登山口すぐ横に車を停める。登山口にも剣尾山という言葉はなく、行者山になっている。霜で白くなっている丸太の階段が続ジグザグに続き、まず大日岩。
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行者道入口 |
大日岩 |
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続いて巨岩がいくつもあって、行場にふさわしい。ここも役行者が開いたそうだ。
尾根に出ると行者山という標識があるが、どこがピークか分からないような山だ。急な登りは行者山の階段でほぼ終わったのか、後はゆったりした尾根歩きが続く。
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巨岩 |
行者山 |
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やがてお地蔵さんが六体並んだ六地蔵に着く。このあたりからやっと道路が雪で覆われるようになる。先週異常に暖かい日が数日続いたので、去年からあった雪が全部溶けてしまったそうだ。
六地蔵から頂上はすぐで、大勢が座って食事をしている。やはりほとんどのグループがコンロでお湯を沸かし、一番多いのはカップラーメンだが、「ブタマンができたよ!」という声も聞こえる。
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六地蔵 |
剣尾山頂上 |
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食事後、北へ向かい横尾山を経て頂上広場からさわがに広場を通って下山するつもりだったが、車内で地図を広げたときにそのまま忘れてきてしまった。地図なくても踏み跡ぐらいはあるだろうと出発する。摂津・丹波国界標の場所でどうやら道を間違えたらしい。左折した記憶がない。そういえばここから急に雪の上に足跡がなくなり、新雪の上を歩くようになった。自分では間違っていることに気づいていないので、左るり渓、右野外活動センターの三叉路でも迷うことなく左へ曲がり、道はやがて沢沿いになるので、どこかで間違って今日は横尾山には行けないなあと思ったが、自分では登山口の沢を下っているつもりだった。
ところが急に民家が何軒も現れてびっくり。近く民家に入って道を聞くと、能勢の登山口とは正反対、戻るには今下ってきた道を引返すか、下の道を大回りして能勢の簡保へ向かわなければならない。この回り道はざっと15kmあるという。思案しているとこの家の奥さんが国道まで車で送って上げましょうと言って「山辺口」まで送って頂いた。
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丹波・摂津国界石標 |
突然民家が現れる |
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最後に能勢簡保の宿の温泉に入って帰ったが、展望がよいわけでもなく、露天風呂があるわけでもなく狭い浴場で600円は高い。