燈明岳と神野山(和歌山)

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2007.01.04

01.04 神野橋9:50−10:25堀越観音11:00−11:25燈明岳12:00−12:30神野山−13:50堂川出合−14:15文蔵ノ滝14:20−14:30神野橋

1月4日(木)晴後曇
かつらぎ町東谷、神野橋すぐ横の空き地に車を止め、堀越観音目指して急な車道を登る。堀越観音は意外に遠くなかなか着かないが、振り向くと谷の向こうにも同じような集落が広がっている。串柿出荷量日本一の里、四郷。向こうの集落も間違いなく串柿の里だ。
四郷地区 堀越観音
 
堀越観音にお参りしてから、駐車場のすぐ横から堀越展望台に向かう道を登る。後を振り向くこともできないほどの急な登り道の後、道が何本も交わるところがあり、展望台の標識は何もない。燈明岳と書いた小さな札を目印に進むとやがて自然歩道に出る。
さらに登って行くと右手に階段があり、燈明岳の矢印がある。この階段を登って行くと右手に木製の展望台がある。南がよく開けて紀ノ川の流れとその向こうに高野山から龍門山を越えて和歌山近くまでが見えるが、もやっていてはっきりしないのが残念。
堀越展望台 展望台からの眺め
 
このすぐ先が旧い祠のある燈明岳の頂上になっており、ここは山頂まで檜の植林で何も見えない。祠の向こう側に三等三角点があり、燈明岳の標識がいくつもかかっているが、どれも頭に小さく「東の」と書いてある。地図を見るとこの西にも燈明岳という山があり、それと区別するために「東の燈明岳」というらしい。
ここでラーメンを炊いて昼食にした後、遊歩道に引き返す。燈明岳と神野山の鞍部、ゴマノサコから尾根の踏み跡をたどって神野山に向かうつもりだったが、新しい林道が神野山のほうに伸びていて分かりにくい。
   葛城二十八宿第十二経塚を越えて歩いて行くと神野山と思われる右手の檜山からどんどん下ってしまう。再度引き返し、本当に踏み跡のような道を見つけてピークに出るとやはりこれが神野山。ここも植林で見晴しはないが、北側は木の向こうに和泉葛城山らしい尾根が続いている。
燈明岳 神野山
 
尾根に沿って踏み跡を行くが、途中から急に山を削ったような粗い道になり、とても歩きにくい。まっすぐ三国山に向かう尾根筋が見えていたが、ここで道を間違えこの新しくできた粗い道を下ってしまう。遊歩道まで下ってしまい、この道を三国山のほうへ緩く登って行く。やがて尾根道と交わる三叉路に出るがここから神野に下る道が分からない。たまたま前方から人が歩いてきたので道を尋ねると、「この道をまっすぐ行くとやがて三叉路に出るのでそこを左に行けば神野に出る」という。地図を見るとこれは車道を通る遠回りの道だが、目指す道が見つからないので仕方ない。
途中右手に岩湧山とその後に金剛山、大和葛城山が見える。三国山もすぐ近くに見えて、丸いレーダードームと鉄柱の建つ頂上の両方が見えている。車の全く通らない車道を下り、途中から近道に入るがあまり人が通った形跡がなく歩きにくい。
岩湧山 三国山(右端)
 
神野の集落も串柿の里で、串柿を吊るす鉄の柱が並んでいる。この集落から堂川沿いに下って行くと文蔵ノ滝がある。立ち寄って行くがこの滝はとても見るのが難しい。足を濡らすつもりなら簡単だが、川の中からでないと見えないので、水の中に大きな石を並べてこの上に立って見る。
文蔵ノ滝から車を止めた神野橋まではほんの10分程度。
神野の串柿設備 文蔵の滝
 

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