1月29日(月)晴 |
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今日は車で1時間以上走ったところのバンテンスレイ小学校を訪問。4年生のクラスに伺うことになって、お土産に持って行った筆記用具や折り紙などを各自でなるべく公平になるように配った。先生に渡して配ってもらうつもりだったが、先生に渡すと先生も欲しがっているので皆自分のものにしてしまいそうだった。
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1クラス50名で年齢は10歳から17歳まで、とても幅が広い。子供達は礼儀正しく、鉛筆1本もらうと丁寧に両手を合わせてお辞儀する。学校の数が足りないので二部制になっており、このクラスは午前中だけで午後は別子供達が登校してくることになっている。中学校は15km離れた所にしかないので、この子達は事実上中学校には行けない。
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運動場はあるが鉄棒も砂場も設備は何もなくボールもない。何をして遊ぶのかと思っていると校庭でもう少し上級生がバドミントンのシャトルに似たもので、もっと早く投げられるものをボール代わりに使うドッジボールのようなことをしていた。
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乾期の農家は農作業がないので暇で、大概のところは道路際に大きな鉄鍋で椰子の蜜を煮詰め椰子砂糖を作っている。その横には屋台を置いて木の皮細工品や簡単な織物品などを並べている。そんなところの1軒に車を止め、女性陣は少し買物をし、急に高床式の家の内部を見せてもらおうということになった。
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子供は3人、まだこれからもっと増えるのだろう。この時間、家にいるということは学校に行ってないか、午後の部に行くのか?
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家は高床式で、ごく普通の農家のようだ。階段はがたがたで寝ぼけていると落ちそうだ。
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もちろん部屋は1つで、テレビとラジオ以外何も置いてない。一般の農家は電気もないと聞いていたので、この家は少し裕福なのだろうか?
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その後市内に戻ったが、マイクロバスの前に座って街の様子を見せてもらった。車はナンバーのないものが多く、無免許も多いらしい。
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朝夕はバイクの量がとても多いが、これは免許がいらず子供が乗ってもかまわないそうだ。1台に何人乗ろうが制限はないので3人乗りは珍しくない。これだけの交通量で信号は市内に3箇所しかないので道路横断は命がけ。
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午後は少し機織体験をした後、市場に寄った。元々地元の人たちの市場で、ごく最近観光客が来るようになったらしい。織物、宝石、各種細工物、仏像などの土産品などいろいろ並んでいるが、一番活気があるのはやはり野菜、果物、肉などの食料品の市場で、そこでは食べる場所もある。肉の売り場には皮を剥いたブタの頭だけが並んでいるところもあって、少し異様だった。
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この夜ホテルチェックアウトは18:30。シェムリアップ空港20:25発、ホーチミンで乗り継ぎ翌朝6:30に関空着。
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