2月26日(月)晴
今日は龍門山と飯盛山を回ってくるので、車は紀の川べりに置くほうがよい。役場に電話すると、竜門橋手前にふるさとセンターがあるのでその駐車場を使いなさい、とのこと。
龍門橋を歩いて渡るのは始めてだ。
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ふる里センター付近から見る飯盛山 |
竜門橋から見る紀ノ川 |
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そのあと道の狭い集落を歩いて抜けるのも初めて。梅が6,7部咲きで何の木か知らないが桜によく似た満開の花もある。
やがて田代ルート入口だが、以前はこの手前にはほとんど何も建っていなかったのに今は何軒かの家が建っている。田代ルート入口から田代峠に向かう。あまり急でない坂を1時間ほど登って行くと明るい草原の田代峠に着く。
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登山口までに果樹園が多い |
田代コース入口 |
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リョウブが多く、その先に磁石岩のある縦走路が緩くなってくると龍門山到着。頂上向こうの草むらでは先客2人が寝転んで談笑しているが、今日は先が長いのであまりゆっくりしていられない。紀ノ川の写真を撮ってすぐ引き返す。
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竜門山頂上 |
紀ノ川俯瞰 |
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田代峠を過ぎると予想外の登りがある。地図にある687m点へまっすぐ行くのではなく、南の700数十mの無名峰をまわって行くようになっている。この方角が変わる地点で大きな杉の倒木が道をふさいでおり、回り道で越えた後、右へ行くか左へ行くか標識がないので分かりにくい。しばらく両側を偵察後左に向かう。道のよく分かるところには飯盛山と書いた札が下がっているのだが、肝心なところにはない感じ。間もなく見晴しの悪いところに四等三角点がある。昔は植林がなく見晴しがよかったのだろう。さらに下りが続き桂の分岐に出会い、ここから再度登り。
「あと0.6km」と書いた標識から急登になり、相変わらず見晴しのない頂上に出る。ここに山城が築かれていたというが、この山頂部自体が土塁で囲まれているのだろうか。周囲は絶壁のようになっていてこの急斜面に杉が生えているが、この杉のない様子を想像すると城壁と変わらない。
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四等三角点 |
飯盛山山頂 |
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帰りは桂分岐から雌桂、雄桂を見て下る。農道に出て下が見えるようになって来ると、龍門山と同じような果樹園で、紀ノ川がよく見える。ミカン畑ではトラックからこぼれたミカンがごろごろ転がっている。名手駅に出るようなら、粉河駅までJRで1駅だけ乗って帰ろうと思っていたが、なるべく広い道をどんどん下って行くと龍門橋近くに出る。
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桂分岐の雄カツラ |
飯盛山果樹園から見る紀ノ川 |
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