4月9日(月)晴
堀河ダムから紀泉わいわい村に入り、車を置いて歩き出す。最初は梵天山に寄ってから三峯山へ行くつもりだったが、わいわい村前の梵天山展望台への登路に入山禁止の札が張ってあり、先に三峯山に向かった。通り過ぎてすぐ分かったが、去年秋のマツタケ山入山禁止の札がいつまでも残っていて、ビニル紐もそのまま残されている。しばらく平坦な道が続くが、道路下にはこの山奥にもイノシシ避けの波板や鉄柵で囲いした農地が整備されている。
|
|
堀河ダム |
紀泉わいわい村 |
|
平坦な道が終わると小さな橋を渡って登りにかかる。少し登ったところがササ峠で、まっすぐ下れば稲倉池に達する。ここから尾根を右に取る。しばらくは岩稜で見晴しがよいが、この道は非常に起伏が多く、絶えず登ったり下ったりで、しかも勾配がかなり急だ。
|
|
笹峠 |
笹峠付近の岩稜から三峰山 |
|
しかしツツジがきれいで気を和ませてくれる。徐々に高度を上げ城ヶ峰の手前で前方からかなり年はとっているが上品な感じのする登山客に会う。どこから来たのか問うと京阪沿線から一番電車に乗って泉佐野からバスで犬鳴に入り、三峯山、城ヶ峰を通ってきたが、夕方までには山中渓の桜を見て帰る予定という。
間もなく登りついた場所が城ヶ峰。まっすぐ行くと犬鳴にでるが、右に入り三峯山に向かう。この後も小さなピークを三つほど越えて三峯山頂上に着く。よく木が茂っていて見晴しはないが、林を少し分け入ると西北部が見える。
|
|
ミツバツツジ |
三峰山付近から北西部 |
|
いつも通りラーメンを炊いて昼食を済ませた後笹峠に引き換えし、さらに少しわいわい村方面に戻ると梵天山登山口があるので、ここから左手の梵天山目指して登りはじめる。道は急で所々張ってるロ−プを頼りに登る。
やがて道は比較的平坦になり、立派な自動車道路に飛び出すのでびっくりする。その先に大きな展望台が建っている。
|
|
やせ尾根を梵天山目指して登る |
展望台 |
|
上に登るとお菊山越に泉南空港から明石大橋まで見えるようになっているようだが、残念ながら今日も黄砂でお菊山の向こうは何も見えない。車道沿いに少し行くと無線中継所があり、その先へ少し行くと車道の左に上るところがあり、その上がボンテン山で三角点があるが、見晴しはよくない。
|
|
展望台より |
梵天山山頂 |
|
展望台まで引き返し、わいわい村に直接下るルートを探すが見つからず、仕方なしに来た道を引き返す。