【関西百名山】烏帽子山(和歌山県)

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2007.05.22

05.22 曼荼羅駐車場6:10−林道出合9:35−10:20エボシ岩10:30−10:40頂上11:10−12:30二ノ滝三ノ滝下り口−14:10青岸渡寺−15:30曼荼羅駐車場

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5月22日(火)晴
曼荼羅駐車場の東側通路を谷に入ると陰陽滝と夜美ノ滝の案内板が立っている。観光客はめったに来ない苔むした石畳、階段の続く道路を行くと地図とは逆の道路の右側に陰陽の滝がある。
曼荼羅駐車場 陰陽滝と夜美ノ滝の案内板
 
鍵をかけた鎖が張ってあり見えなくなっている。この鎖を乗り越えるとすぐに全貌が見えるが大したことはない。さらになかなか険しい道を登って行くと、やや斜めに流れ落ちる滝があるがこれが夜美ノ滝だろうか。何も案内板がないのでよく分からない。
陰陽滝 夜美ノ滝
 
登山道は、急に曲がるところや少し紛らわしいところに新宮山の会が立ててくれた小さな道標があるので迷うことはない。この道標に導かれ原始林の中を登って行くと、やがて左手に巨大な茶色の岸壁がそそり立つ。表面にわずかな水が流れているので、これが松尾の滝なのだろう。水量の多いときは壮観だろうに残念。しかし水量が多いと下流の渡渉がもっと大変だったろうな。
道標 松尾の滝
 
間もなくひょっこり林道に飛び出す。この林道はすぐ終点になって、また山道を登って行く。「烏帽子山まで30分」の標識から45分かかってやっと帽子岩。アルミの梯子と鉄鎖で上に登る。岩の上からの眺めは素晴らしい。しかし烏帽子山の頂上はもっと高いので、さらによく見えるだろうと早々に頂上に向かうが、頂上は木が茂ってほとんど何も見えない。これなら帽子岩でもっとよく見ておくのだった。
帽子岩 烏帽子山の頂上
 
下りは林道まで引き返し、登ってきた道を左に見送って直進する。どれぐらい歩いたか分からなくなって元に引き返したりして時間が経ったが、林道終点から10分ほど歩いたところに青渡岸寺の道標と、すぐ左手に二ノ滝三ノ滝の道標があるのでここから下
檜の植林帯の中の道はゆるやかで歩きやすい。やがて下から外国の青年が一人で登ってくる。すれ違って間もなく沢を渡ったところではっきりしていた道が急に途絶え、行こうと思えばどの方向にも進める。しかし基本的には沢沿いのはずだし、途方にくれていると先ほどの青年が戻ってくる。ドイツの青年でファストネームがクリスチャン、日本に来てまだ1週間、この後四国に渡り松山で仲間と合流してクワイアの演奏会をやるというので、ゴスペルの聖歌隊か。彼はもっと奥まで行きたかったがバスの時間があるので引き返してきたそうだ。僕に何をしているのかと聞くので、下り道が分からなくなって立ち往生しているというと、案内してやろうと先に立って歩き出だす。とてもペースが速い。
逆から来ると烏帽子山まで30分 林道に出る
 
間もなく三ノ滝を上から覗き、二ノ滝で記念撮影。歩く道から那智の滝は見えないまま青岸渡寺に着く。
二ノ滝とクリスチャン 青渡岸寺
 
ここでバス乗り場に向かうクリスチャンと別れ那智の滝の写真などを撮り、大門坂を下って駐車場に戻る。


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