１1月１２日（月）晴一時雨
自然と本の会・俎石山グループで一度四石山に行こうという話になったが、四石山は僕以外誰も行ったことがないらしく案内役をおおせつかった。山中渓から頂上までは分かるが、どうせ車が何台もあるなら金熊寺に下ろうということになって僕の車を金熊寺近くの空き地にデポし、わんぱく王国から上り始めた。
ローラーコースターの恐竜前を通って、谷を詰め右手の尾根に上がる。ここまでがかなりの急坂だったため支尾根に出たところで少し休憩。

谷を詰め右手の尾根に上がる	支尾根上で一休み

次いで道を間違えやすい尾根の三叉路に出る。ここから一旦沢に下り、再度急な坂を登ってそれ以後は緩い上り坂を大きく回りながら頂上に出る。とりあえず昼食にしてから空港の方をゆっくり見物。目のいい人は「今の着陸機は第二滑走路に下りた」とか言っているが、僕には全然分からない。

頂上で弁当を食べる	関西空港

すぐ近くの木にソヨゴの赤い小さな実とムベの赤紫の大きな実がたくさんなっているのを見つけ、ムベ取りをする。甘いけれど１つ食べると十分で、残りはタヌキの餌に置いて行く。

ソヨゴの実	ムベ

下りは誰も歩いたことがない道、金熊寺方面に下る。こちらの道も相変わらず見通しが悪い。カマツカの紅葉がきれいだが、他にも赤くなる木があるようだ。

カマツカの紅葉	名前が分からない紅葉

石切り場の上で道が二方に分かれ、先の様子を見に行った人の話から右に道をとる。どうやらこのあたりから道を間違った感じ。ずっと道のようなものはついているが、これまでたくさんあったテープが全く見つからない。そのうちこれは南に下っているので間違っていることに気づき少し引き返す。引返した地点にはたくさんテープが巻いてあり、いかにもここまでは正しいという感じだが、この先はどちらに向いても全くテープがない。北に下りたいのだが北に下る道はない。

道が違っているようなので地図で確認	テープがたくさんあるところまで引き返す

たとえ金熊寺でなくても下れば何とかなるだろうと、先ほどより一つ東よりの尾根を下る。そのうち全く道はなくなり、枯葉の積もった非常に急な坂を下る。やがて木の間がくれにガードレールのようなものが見えてくる。ほうほうのていで下りついたところに集落があり犬が盛んに吠え立てる。居合わせたおばあさんに場所を聞くと楠畑だそうだ。

楠畑の集落	川向こうの農地は手入れする人もなく荒地になっている

金熊寺にデポした車１台では全員を送ることができないので、８人乗りの車を持つＫさんと急いでデポした車まで行き、山中渓に停めたＫさんの車を取りに行く。再度金熊寺に引き返し、全員を乗せて各自の車の駐車場所まで送る。