4月3日(木)晴 |
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田辺以南は電車の本数が極端に少なくなるので、田辺駅前からバスで富田橋まで行く。今日のコースは標識がしっかりしており分かりやすい。集落内を歩いて草本寺に立ち寄る。
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草本寺を出てしばらくすると地道に変わるが、なかなか登りにならずやきもきしていると七曲の登りにかかる。たいした登りではないが、山歩きをしないTさんにはだいぶ応えた様子でこちらがゆっくり登っていてもついつい差が開く。
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七曲を登りきったあたりで白浜方面の展望が開けているが、春霞のせいかすごくもやっていてはっきりしない。
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間もなく峠茶屋跡に着くが弁当は安居(アゴ)辻松峠に着いてからにしようと先延ばし。安居辻松峠は期待に反して全く眺望もないしまだ左手に登りが続いている。
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上りきってから弁当にしようといって林道出会いまで行く。ここは開けていて案内板には「ここは大辺路でも一番見晴しのよいところで前方には熊野灘が広がり・・・」と書いてあるが、春霞のため海が全く見えない。
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ここから林道の長い下りが続く。所々林道から外れて大辺路という看板があり、林の中に歩道がついているがすぐまた林道に出る。一度間違えて下りなのに歩道はかなりの登りで、峠でも越すのかなと思っていたら今下ってきた林道のかなり上に出た。
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祝ノ滝に立ち寄るが、思ったより立派な滝だった。
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この後も民家が現れるまでに梵字の塔、庚申塔などを通り過ぎかなり歩いて右手に大きな橋を見送ってやっと三ヶ川の集落に入る。この集落を抜けて日置川を渡るところが安居(アゴ)の渡し場跡。次の仏坂はこの山を越えるそうだから今日より厳しいだろう。
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安居のバス停でバスを見ると待ち時間が1時間以上あるので日置駅まで歩くことにする。まず三ヶ川の橋まで戻ってこの橋を渡り日置川沿いに下る。橋を渡ったところから日置川のゆったりした流れが見える。
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疲れた足にこの道は遠い。ときどき現れる満開の桜や日置川対岸の山桜を眺めながら歩く。
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