五家荘から国見山(熊本)

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2008.05.21
単独

05.21 林道ゲート7:40−7:50樅木新登山口−9:00旧道合流点−10:40国見岳11:45−13:00旧道登山口−13:35林道ゲート

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5月21日(水)晴
内大臣林道広河原登山口から登るつもりだったが、前日になってこの道が通れないことを知り、大慌てで他の道を探す。平家の里で知られる五家荘側から登れることを知りこちらに回るが、曲がりくねった狭い道で、至る所で災害復旧工事中。林道に国見岳登山口という表示を見つけたときは嬉しかった。
山深い五家荘の谷 国見岳の表示を見つけた!
 
ゲート手前に車を置き、少し林道を歩くと国見岳登山口の標識が立っている。この新登山道は植林のための作業道だそうで非常に急な道で滑りやすい。
国見岳新登山口 植林帯の急な登り
 
急な登りで尾根に達すると左からの道と合流する。これが旧登山道だろう。登山道は丈の高い笹に囲まれ見晴しはまったくない。一箇所だけ南方が開けたところがあったが、登りは背中を向けているので気がつかなかった。ブナとツガの巨木が多い。
旧道合流点 ブナやツガの大木が多い
 
やがてバイケイソウが目に付く頃から登りは緩くなる。やがてシャクナゲが現れると主尾根と合流し、左に曲がるとすぐ頂上に着く。
足元にバイケイソウが多い 頂上近くのシャクナゲ
 
祠が祀られた頂上で一休みしていると大阪の男が登ってきて二人で山の同定を始めるが知っているのは有名な山だけなので、ごく遠くにうっすらと見える阿蘇山、祖母山、傾山、大崩山の各山塊を名指すことしかできなかった。どれも肉眼でうっすら見えるだけで写真では無理だろう。南方には五勇山、烏帽子岳を示す道標があり、西方には高岳、椎矢峠を示す道標が立っているが、まったくわからない。
国見岳の頂上 国見岳から見る眺め
 
大阪の男に別れを告げて先に下る。下りは緩やかな旧道を通ろうと思い、標高1400mより少し下の合流点を右折する。この道は大きくジグザグを取って歩きやすく、林道が堰堤前で大きく左にカーブするところに下った。この旧登山口はリボンが下がっているが、何の標示もない。あとは坦々とした林道歩き。山側が大きく崩れて道が埋っているところや道の下が大きくえぐれたところなどがあってとても車は通れない。五家荘に続く谷が遠方まで見えるところや赤いツツジなどが目を楽しませてくれた。
旧登山口 平家の里に続く谷
 

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