尾鈴山と尾鈴山瀑布群(宮崎)

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2008.05.22
単独

05.22 クエントウ上部の駐車場所8:00−8:50登山口−10:40尾鈴山10:55−11:30長崎尾−12:25矢筈山−13:40白滝展望台−14:05白滝14:15−15:35キャンプ場近く林道に下山

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5月22日(木)晴
どうやら車を上まで持って来すぎたようだ。ずっと下に広い駐車場があったが、何の表示もないのでクエントウの駐車場かどうか分からず、まだよい道が続いているので来てみたら矢研滝に向かう林道の橋があるところだった。とりあえず車をここに置き、登山口までの林道歩き。甘茶谷の瀑布群のあるところで次郎四郎滝、えのは滝、いこいの滝、甘茶滝と続く。
次郎四郎滝 えのは滝
 
甘茶滝の少し上に尾鈴山登山口がある。登山道は多少荒れた感じがするが道幅が広く、三合目、五合目という表示がある。
尾鈴山登山口 5合目
 
ずっと自然林の中で、頂上の手前に展望所という少し見晴しのよいところに出るが、ここも木の背が高いため余り展望はない。
展望所からの展望1 展望所からの展望2
 
すぐ頂上で、ここはまったく展望がない。まだ時間は早いし、昼飯を半分だけ食ったところで出発しようとしたら熊本から来た2人組と会う。昼飯は?と聞くので「半分だけ食った。残りは矢筈岳あたりで食べることにします」と言って先に出る。たいした高低差のない尾根歩きだが、展望がよくないので余り楽しくない。長崎尾で熊本組が追いついてくるがまたコンロを取り出し始めたので先に行く。
尾鈴山の頂上 長崎尾付近のタイミンガサ
 
矢筈岳分岐の小さい道標を見て矢筈岳に立ち寄るが、ここはあまり人が通らないのかわずかに踏み跡程度の道しかついていない。分岐点に戻り、かなり下ったところで白滝展望台。矢筈岳の中腹から大きな滝が流れ落ちるのがよく見える。
矢筈岳頂上 白滝展望台
 
急坂を下ると白滝分岐点に出る。ここでどちらに行こうかと迷っていると熊本組が追いついてきて彼らは荷物を置いて「話の種に」と言って空身で白滝のほうに行く。僕はもう白滝も見たしよほどこのまま下ろうかと思ったが、思い直して彼らの後から白滝へ行ってみた。上から見下ろしていたのとは違い、正面から見るとすごい迫力だ。那智ノ滝のようにまっすぐ流れ落ちるのとは違い階段状の岩に沿って白いしぶきを上げながら流れて行くほうが迫力がある。28mm相当の広角側でも2枚ではとても全体が撮れない。この滝を見るためだけにこの山に来たのだとしてもそれでも来た値打ちがあると感じる。
白滝の上部 白滝の中部
 
この後は昔のトロッコ路線跡の広く緩い道路で、ときどきたまらず下に見える道路までショートカットで下ったりする。トンネル前後からはがくれの滝、さらさの滝、さぎりの滝、すだれの滝と続き、キャンプ場近くの林道に下り立った。
はがくれの滝 さらさの滝
 
すだれの滝 あじさいの滝
 
熊本組は前夜から来てこのあたりの登山道を研究し、一番都合がよいこの下り口に車を止めている。僕が上に止めていることを知っていて、とりあえず僕を車まで送ってくれる。感謝、感謝。

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